甘辛コラム

vol.11  2001/9/3
9/2/2001 23:04 update

=ジャッジしまみつお=


  最近、K-1の大会が終わるごとにチマタの掲示板でこのフレーズをよく目にする。

  ― ジャッジしまみつお ―

  島三雄氏は元日本フェザー級チャンプで、キック全盛期を支えてきた人物の一人である。
  現在はK-1のジャッジとしてよくその名を聞く。

  では何故、何人もいるK-1のジャッジの中で彼の名前だけがよく取り上げられるのだろうか?
  その理由を考えて見よう! (^o^)┘



  @ 判定時、最初に採点結果を読み上げられる事が多いから

  A 名前が覚えやすいから

  B 判定基準が不明瞭だから



  まず、@の「最初に読み上げられる」というのは、それだけ彼の過去の実績が 評価されているという事の現れと思われる。

  次にAの「名前が覚えやすい」と言うのは、何気に重要。
  「ジャッジ ともたけたかお」―― はい、覚えにくいですよね?
  「ジャッジ かくたのぶあき」―― 名前を耳にする だけでムカツク 人も多いですよね?
  「ジャッジ すてぃーぶん・はーと」―― そう言えば最近見ませんね(笑) 武蔵がセフォーに負けたのを彼のせいにしてから、 見かけなくなったような。。。

  そしてBの「判定が不明瞭」。    これは茶化せない。
  今までのコラムでも書いてきたけれど、やたらとドロー判定が多かったり、 正道会館やスターの選手を贔屓しているとしか思えない採点をしたり。。。     どうやら最初に採点結果を読み上げてもらえるのは、 過去の実績以外の部分も評価されている ためのようだ。

  10月の福岡大会、そして12月に行われる決勝トーナメンント。
  いずれも勝ち抜きのため、ジャッジの採点は非常に大きな意味を持ってくる。

  各ジャッジの判定基準を見て楽しむことができるようになれば、
 キック通への第一歩 と言えるかもしれない( ̄ω ̄)



  当初の予定ではもう一人のジャッジも含めたコラムにしようと思っていたけれど、 長くなったのでそれはまた次回のお楽しみに。。。