=ジャッジたばたやすお=
前回のコラムで割愛することになってしまったもう一人の不可解な人物。
― ジャッジたばたやすお ―
この人、漢字表記には様々な説があり、ネットで検索してみても
『田畑靖男』、『田端靖雄』などいくつかの表記で同一人物がヒットする。
もしかしたら途中で改名したのかもしれないが
(画数などの関係でリングネームを変えるのはこの世代の方には珍しくない)、
わざわざムツカシイ書き方をして間違った
名前を書く人もいないだろうから、今後このHPでは『田端靖雄』で行かせて貰います(笑)
さて、この田端靖雄氏は元日本ミドル級チャンプで、
あの猪狩元秀氏ともタイトルマッチをしたこともある。
(この時は、田端氏がKO負けを喫し、タイトルを奪われた -m-*)
現在はK-1のジャッジ&レフェリーとして、その名前を聞く機会が多い。
例に漏れず、この田端氏も怪しいジャッジっぷりで目立っているが、今回は
K-1 JAPAN 2001 決勝戦の武蔵 vs ニコラス・ペタス 戦を取り上げてみよう(^o^)┘
この試合はご存知の通り3Rでは決着がつかず、延長ラウンドでペタスが武蔵を
下したのだけれど、最初の判定では
3者とも29-29
をつけていた。
この判定自体には何の疑問も持たなかったけれど、後日発売された
格闘技通信を立ち読み
していた時に、ある部分に目が止まった。
それは 採点内容の内訳である。
3R終了時の各レフェリーの採点は以下の通り。
島三雄氏は 1R / 10-10、2R / 10-9.5、3R / 9.5-10、
計 29.5-29.5 ⇒ 29-29。
大森敏範氏は 1R / 9.5-10、2R / 10-9.5、3R / 10-10、
計 29.5-29.5 ⇒ 29-29。
田端靖雄氏は 1R / 10-10、2R / 10-10、3R / 10-10、
計 30-30 ⇒ 29-29。
おや? ナニやら 不可思議な採点方法
を取り入れている方がいらっしゃる??
なんで30−30が29−29になるのかナ?!
不思議だネ!(´ー`)
普通は 格闘技通信の誤植 と考えるのが
妥当なのだろうけれど、なにせジャッジたばたやすおのやることですから。
「30-30でも29-29でもドローには変わりは無いけれど、
30-30だと仕事をサボっているように思われるかもしれないから、
照れ隠しに1ポイントずつ引いておこう」
などと考えていたのではないか
とつい考えてしまうのは邪推でしょうかネ?(´▽`)
10月の福岡大会は、イロイロな意味で見逃せない!( ̄ω ̄)b
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