きっくルール




      まずは、キックボクシングの一般的なルールから
    説明します(^o^)
     ※各団体やタイトルマッチなどによって多少異なる事があります。
         




〜キックボクシングルール〜

  ◎試合時間
    基本的に3分3R、または3分5Rとする。
    3分4Rの試合が行われることも。

  ◎インターバル
    通常は1分間とする。


  ◎有効技
    ストレート、アッパー、バックブロー、ヒジ打ち、
    前蹴り、ローキック、ミドルキック、ハイキック、
    バックキック、サイドキック、飛び膝蹴り、膝蹴り


  ◎反則技
    頭突き、投げ技、下腹部への攻撃、噛み付き、
    サミング(目潰し)、レフェリーに対する暴言、関節技、
    後頭部への攻撃、ダウン状態の相手への加撃


  ◎ダウン
    カウント9以内にファイティングポーズを取らないと
   KO負けとなる。
    また、一つのラウンドで3度ダウンを喫すると、
   TKO負けとなる(3ノックダウンシステム)。
    また最終ラウンド以外はゴングに救われない。


  ◎ダブルノックダウン
    ダブルノックダウンの場合は10カウントを優先する。


  ◎採点
    試合が判定になった場合、3名のジャッジの採点に
   よって勝敗を決する。
    多数決で2名以上のジャッジが勝ちとした選手を
   勝者とする。
    よって1名のジャッジだけのポイントでは勝者とならず
   その試合はドローとなる。

    cf)マストシステム
       全てのラウンドにポイントで優劣をつけ、いずれかの選手を必ず
      勝者とする制度。
       王者決定戦やトーナメント以外の試合ではあまり使われない。



  ◎延長戦
    王座決定戦のみ、最終ラウンド終了時の採点で
   ドローの場合、1Rの延長を行い王者を決する。
    この場合、公式記録はドローとなる。
     ※延長戦の判定はマストシステム





   だいたい、おわかり頂けたでしょうか?(^_^)
   それでは、その他のキック系格闘技のルールについて、
  その主な相違点を紹介していきます。




〜K-1ルール〜

  ◎試合時間
    ワンマッチは3分5R、または3分3Rとする。
    トーナメントは3分3Rを原則とする。


  ◎ダウン
    ワンマッチは3ノックダウンシステム。
    トーナメントは2ノックダウンシステム。
     ※決勝は3ノックダウンシステム

  ◎反則技
    ヒジ打ちの禁止。
    蹴り足を掴んでの2回以上の攻撃の禁止。


  ◎延長戦
    トーナメントでは3Rで決着のつかない場合は、
   延長ラウンドを設ける。
    この第4ラウンドで優劣がつかない場合は、
   再延長を行う。
    なお、第5ラウンドの採点はマストシステムとなる。





〜ムエタイルール〜

  ◎試合時間
    1R3分、インターバルは2分とする。


  ◎有効技
    首相撲でのブレイクなし。
    金的への攻撃は減点の対象とはならない。
    採点では、パンチよりも蹴りや膝が重視される。





〜ヨーロッパルール〜

  ◎禁止技
    ヒジ打ちの禁止。
    顔面への膝蹴りの禁止。





〜サムライルール〜

  ◎ラウンド区分
    1R、2Rを1st、3R、4Rを2stとする。


  ◎ファーストステージ(1R3分)
    ボクシンググローブを着用する。
    キックボクシングルールで行う。


  ◎セカンドステージ(1R5分)
    オープンフィンガーグローブを着用する。
    寝技1分間有効の総合ルールで行う。





〜アメリカルール〜

  ◎禁止技
    ローキックの禁止。
    ラウンド中に規定された技を打たなければならない。





〜アマチュアルール〜

  ◎プロとの相違
    ヒジ打ちの禁止
    顔面への膝蹴りの禁止。
    バックハンドブローの禁止
    相手の足を抱えての攻撃の禁止





〜変なルール〜

  ◎1995/5/4 ベルナルド vs バンナ
    3分10R。
    1Rに8度しか蹴られない。




〜K-1 vs 猪木軍対抗戦ルール〜

  ◎試合時間
    3分3R。  延長は最大2Rで判定決着はなし。
    5Rで決着がつかない場合は引き分けとする。

  ◎反則
    以下の反則やレフェリーの指示に従わなかった場合、
   「注意1」が宣告され、注意3で失格とする。

    噛み付き、目潰し、頭突き、金的攻撃、
    頭部・顔面への肘打ち、頭髪を掴む行為
    リング外へ逃げたり相手をリング外へ投げる行為 、
    両者グランド状態で一方がうつぶせおよび仰向けで
    倒れている選手への蹴り及び膝、
    後頭部・延髄・脊髄への打撃攻撃
     (頭の側面、耳の周りは後頭部とはみなさない)

  ◎罰金
    反則には罰金が課せられる。
    注意1ポイントにつきファイトマネーの10%を
    プロモーターに支払わなければならない。

  ◎その他
    グラウンドでこう着状態が続き、レフェリーが消極的と判断
    した場合は、ブレークを命じスタンド状態から試合を再開。

    ロープブレイク、場外戦は認められない。





  とまあ、こんな感じです。
  なんとなく、キックボクシングってこんな感じなんだな
  という雰囲気がおわかり頂けたでしょうか?(⌒。⌒)

  さあ、それではルールを理解した所で、
  早速リングに上がりましょう!┗(^0^)┛

  無理?
  じゃあ、その熱い気持ちを選手に託して観戦にGO!(笑)