自転車山旅派

三ツ峠

 


上り口 

会社の同僚である OakBear さん,Sさんと共に三ツ峠に走り初めに行ってきました。 天気もよく、暖かで気持いい走り初めになりました。 
 
 
 
 


○コースタイム 
1996年 1月13日(土曜日) 天候:晴れ
11:00 西川新倉林道出合(三ツ峠登山口)
12:00 御巣鷹山 着
13:00 御巣鷹山 発
13:15 木無山
14:00 霜山手前送電線 着
14:15 霜山手前送電線 発
15:00 天上山 山頂ロープウェイ乗り場 着
15:20 天上山 山頂ロープウェイ乗り場 発
15:45 河口湖 湖畔駐車場 着
○出発 
 AM7:50にOakBear邸前に着く。今日はそんなに冷え込みもなく暖かな朝だ。 しばらくするうちにOakBearさんがでてくる。自転車の積み込みなどをやっているうち にSさんも来て、AM8:15青梅のOakBear邸を出発する。 

 3連休初日の中央高速は車が多かったものの渋滞もなくスムーズに通行できた。ど うやらスキー客はもっと早く出かけるらしい。今回の計画は最初からのんびりスター トだったのが功を奏したようである。 

 AM10:00河口湖の天上山ロープウェイの近くの無料駐車場着。ここで、ここ から走るか、それとも1台残して三ツ峠登山口まで車でいってしまうか相談するが、 あっさり車を使う事に決定した。OakBearさんは林道を上がりたかった様であるが、 私はどうもラーメン小池氏の影響で躊躇なく車を使うことに賛成してしまった。 
 Sさんの車に自転車をのせかえ、窮屈になった車に乗ってAM10:30西倉林道 出合の三ツ峠登山口に着いた。登山口にはすでに車が7,8台あり、先週のAugustさ んの時のように静かな山道を楽しむわけにはいきそうも無いことを暗示していた。 

○登山口→御巣鷹山 
 AM9:00スタート。道は車1台分の幅がある林道だが、石がごろごろしていて 早々に押しを決め込む。どうやら上にある小屋の人とか頂上に乱立する電波塔の保守 の為にジープが走る道のようである。押して行けるぶんまだ楽であるが、山を登って いる雰囲気に乏しくちょっと寂しい。路面は所々雪が残って凍っているが、解けて田 んぼの様になっている場所も無く淡々と押して行ける。やがて勾配もゆるくなり三ツ 峠山への分岐を過ぎると、道は平坦になり乗って行けるようになる。しばらく行くと 御巣鷹山への分岐があり、林を抜けると電波塔が頂上にある御巣鷹山が見えてくる。 御巣鷹山手前の鞍部はカヤトが広がり、お昼を食べるのにちょうどよさそうだったが、 とりあえず目の前の御巣鷹山に登ろうということになり、最後の押しをする。PM1 2:00山頂着。 

 登りついた御巣鷹山は最高の展望が広がっていた。塩見,赤石,北岳,甲斐駒など の南アルプス、八ヶ岳、北アルプス(大キレットのあたり)まで見ることができた。 もちろん富士山もどーんという迫力でそびえている。この時期北アルプスまで見える とはかなりラッキーである。大展望を楽しみながらここで昼食を摂る事にする。 

○御巣鷹山→駐車場 
 1時間ほどの大休止の後、PM1:00下りにかかる。まずは御巣鷹山の下りだが 道は渇ききった砂状でグリップがなかなか得られない。パスハンのOakBearさんはきつ そうである。なんとかここをクリアーして先ほどの分岐を三ツ峠山に向かう。2回程 登りかえし、電波塔の脇を通り抜けると小屋の上にでてきた。さほど考えず下ってし まい、木無山までいってしまう。振り返ると屏風岩と、その上に人。しまった、三ツ 峠山頂をパスしてしまったと思ったが、後の祭り。もどる気力も無く、山頂は次回の お楽しみになってしまった。 

 木無山からの下りは最初岩が出ていて乗れなかったが、その後乗れるようになる。 路面は相変わらず乾燥していて、走ると砂埃が上がるほどだった。あとで聞いた話で は、雨の後とか行くと田圃の様になるみたいである。塹壕状にほれた道をしばらく行 くとザレた斜面のトラバースになる。タイヤがまるでグリップしないので担ぎ下ろす。 ここから先道は塹壕状とフラットなシングルトラックの繰り返しになり、快適に下っ てこれる。途中登山者を三組ほど追い抜いてきたが、時間的に登山者の下山するタイ ミングに重なってしまったようである。もうちょっと早い時間に降りるべきだったか もしれない。ちょっと反省。 

 やがて道は霜山手前の送電線の下をくぐる。道のすぐ脇に鉄塔があってここで小休 止。ここは中央高速や丹沢方面の眺めがいい。明日来るというラーメン氏へのメッセ ージを地面に書いて、出発する。ここから西川新倉林道まではあっというまに下って しまった。林道にでてこのまま林道をくだるか天上山へいくか相談するが、夏に西川 新倉林道を走ったときこの先林道が荒れていたのを思い出し、山道の担ぎ下ろしの方 がマシと言う結論に達し、天上山に向かう。 

登山道の途中にて  天上山まで押して登り、しばらく乗るとロープウェイ山頂駅についてしまった。こ でも小休止。ロープウェイを架けるだけあって眺めはいい。とくに屋上の展望場に上 がると御巣鷹山から見た展望に引けを取らない眺めある。ここで各自ジュースを飲ん だり甘酒を飲んだりして休憩後、最後の下りにかかる。ここから先は丸太でできた階 段の担ぎ下ろしである。結構急で疲れた体にこたえる。うんざりしかけたころ教会み たいな建物の護国寺の脇を通って車道にとびだす。ここからは河口湖にデポした車ま で戻り、登山道入り口の車を回収するだけである。 


[TOP]  [UP] 
kkaneko@kt.rim.or.jp