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![]() 南大菩薩
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湯ノ沢峠発 | 10:00 |
大谷ヶ丸着 | 11:50 |
同 発 | 12:35 |
田野(お寺)着 | 13:50 |
ツーリングの朝はいつも早起きだ。今回の集合場所は甲斐大和道の駅。 9:00集合だから6:00に出れば間に合う。なのに4:00におきてしまった。 いつもこのくらい早く起きれればいいのに...。ゆっくりと朝食をすま せ出発。8:40ぐらいについた道の駅にはすでに仲間が何人か到着して いた。
今回はここに車を数台残し、湯ノ沢峠まで残りの車で移動する「楽々」 プランである。(ここから走り出したら「楽々」が「へとへと」に変わ るのは確実なのだが)新緑の林道を2台の車に分乗して湯ノ沢峠へ向か う。湯ノ沢峠直下の林道終点で身支度し、ツーリングのスタートである。
「あっ!」と言う間もなく湯ノ沢峠に到着。もう既に時計の高度計は16 00M以上を示している。ひじょうに得をした気分である。湯ノ沢峠を後に 軽く登りかえすと、見晴らしのいい場所にでた。残念ながらここからは 富士山は山の影で見えそうもない。富士山を求め、山道を下りはじめる。 道は狭く少し掘れている為、ペダルを回すとペダルが地面に引っかかる。 何回か、「おっとっと」と叫びながら進むと、本日最初の担ぎ所大蔵高丸 への登りにかかる。がしがし登っていく人を前に見ながらゆっくりゆっく り足を進める。「ばーろー、おれは仕事で忙しかったんだ」と心の中で悪 態をつきながら登り続けると、大蔵高丸に到着。「まぁ〜たいしたことな かったな」などど言ってみても、むなしいだけである。見上げると霞んだ 空に富士山が浮かんでいた。
ここから大谷ヶ丸までは緩やかな高原状の道をアップ・ダウンを繰り返し ながら進む。それにしても潅木類が多く手や顔に引っかき傷がいっぱいで きる。長袖を着てくればよかった!と後悔しても遅い。途中、激坂をクリ アし、天下石を通過して米背負峠に到着。ここから大谷ヶ丸までまたして も長い登りの担ぎ上げである。しばし無言。足の筋肉がぴくぴくいいそう になる頃に大谷ヶ丸に到着。さぁ!飯だ!。
大谷ヶ丸から先はほとんど乗れる。曲り沢峠までは尾根上のくねくねした 道を体をくねくねさせながらバランスを取って降りてゆく。自転車で山道 を走る最高の瞬間である。途中つつじを脇に見て下り続けると曲り沢峠。 ここから日川渓谷への尾根道にルートを取る。道は尾根筋の緩やかな道か らつづら折れの道へと変わってくる。タイトターンを夢中でこなしている といつしか民家の庭先に飛び出し、今回のツーリングも終了した。