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![]() 信州 峠巡り(その弐)
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1998/05/02
使用自転車:RAIZIN 700Cクロス
使用タイヤ:700C x 23
コース
白馬グリーンスポーツの森キャンプ場〜青具峠〜和地場峠〜木埼湖
〜青木湖〜佐野坂峠〜白馬グリーンスポーツの森キャンプ場
本日のコースは昨日の青具峠を越してから和地場峠を越えて、仁科3湖を周遊し
ようというもの。信州100峠マニアが2人も揃ってはしょうがないコースであ
ろう。このコースには100峠の中の3峠が含まれる。まずは昼食を仕入れる為、
神代の立体交差の近くにあるコンビニへ向かう。天気は昨日同様まずまずである。
昼食を仕入れた後、青具峠に。K原さんはここは初めての為、撮影会。自転車と
「峠」バス停を被写体に写真を撮っていた。ここから美麻まで下る。下って大町
街道との交差点にある郵便局にK藤さんが和地場峠への入り口と道路状況を調査
しに入っていった。和地場の入り口はちょっと戻った所に、まるで田んぼのあぜ
道のような様子で山の方に伸びていた。一応これでも県道なのである。
道幅、車一台分くらいの舗装道が続く。途中、熊注意の看板。「ここらへん熊が
多いんですよね。」とか話しながら、自転車を進めるが、(鈴を持ってくればよ
かったな〜)とちょっと真剣に後悔したりする。道はだんだん急になってきて、
さらに所々濡れている。23Cのタイヤが時々ずるっと滑る。スポルティーフで
くればよかったかと思うが後の祭り。これでがんばるしかない。後輪が滑らない
ようにそろそろと登ってゆけば、和地場峠に着いた。
峠を越えたとたんそこはスキー場になっていて、傍にはリフト乗り場があり、反
対側には夏場で使われていない、食堂がぼうぼうの雑草の中立っていた。正面に
は青木湖が大きい。スタートが遅かった為、ここに着いたのはすでに12時10
分。ここで昼食にする。
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和知場峠から青木湖を望む |
昼食後はスキー場のなかのまっすぐな道を、青木湖に向かって降りてゆく。すぐ
に青木湖の入り口に着いてしまった。ここから中網湖を通り、一回R148に出
て、木埼湖に向かう。もうここらへんからは、のんびりとしたポタリングペース。
時々現れる石碑や石仏、あと塩の道の看板などをみながらぶらぶら進む。木埼湖
の南端まで行ってしまえば、あとは戻るだけ。またきた道をぷらぷらともどる。
途中、塩の道の旧道に誘い込まれるがまま、ふらふらと入ってゆく人約1名。K
原氏である。K藤さんとあきれながら、K原氏を見送る。
2人になって、青木湖まで戻ってきた。青木湖の西側を走る。途中の自販機で休
憩。どうせK原氏はもっと後だろうと、ゆっくり休憩する。K原さんがひょっと
して追いついてくるかと思ったが、待てどもこないので出発。佐野坂峠旧道を目
指す。途中から塩の道の旧道に合わさったらしく、石碑が多くなる。これらを横
目で見ながら、青木湖の北の端付近まで行くと、その分岐はあった。ここでも、
K原さんを待ってみるが、いくら待っても来ないので、石碑に伝言を貼り付けて
先へ行く。K原氏ならきっとこの石碑をバックに自転車の写真を撮ると睨んでの
行動だった。
道は分岐からダートに変わった。さきほど一台の軽自動車が入っていった所を見
れば、まだまだ生活に使われている道である。私のタイヤでもなんとか乗ってゆ
ける。道をそろそろとパンクしないように上がってゆけば、すぐに峠らしき所に
出た。周りには祠などがあるのだが、道のピークらしき所は何も無く、どこが峠
かはっきりしない。あっちだ、こっちだといいながらそれらしきところで、写真
を撮った。
峠から下れば、スキー場のリフトの前に出た。ダートはここまで。ほっとする。
ここから標識を探し、塩の道を辿りながらキャンプ場に向かう。南神代の駅あた
りでR148に出る。そこからはキャンプ場まで長い下りである。
山の中に入っていったK原氏がキャンプ場に戻ってきたのは、我々が着いてから
1時間程後のことだった。