JIS X0213:2004(以下JIS漢字2004)を利用したい、あるいは、いずれ利用しなくてはならなくなる。
インターネットの電子図書館青空文庫の明日の本棚をはじめ、数多くのJIS漢字2004プロジェクトが既に存在しています。また、BTRONをベースとしたOS 超漢字では、もっと多くの文字を取り扱うことができます。多くは、フォントなどの表示環境まで含めた実用的な形になっています。
漢字缶プロジェクトでは、現在、入手容易な環境で、表示にはこだわらずに、漢字のコードについての情報を蓄積することを目的としています。JIS漢字2004の情報が完成した後も、次世代の漢字規格が発表された場合に、先行してコード情報を準備しておくことが、このプロジェクトの目的です。
現在の実行環境
Microsoft ® AccessのMDBにデータを格納しています。他の形式も検討しましたが、現時点ではこの形式で配布します。
Microsoft ® Accessを購入しなくても、無償のRuntimeを入手すれば、データの参照および更新については可能です。Runtimeの入手方法は、追って掲載する予定です。(*1)
2005/07/30公表の事情
おりしもβ1が公開されたMicrosoft ® Windows Vista ™では、Unicode3.2対応フォントに対応し、自然JIS漢字2004へ対応されるそうです。 マイクロソフト:新OSで漢字148字変化 非表示混乱も(毎日新聞)
という記事が今日の朝刊に掲載されたこともあり、水面下ですすめてきたプロジェクトを、急遽公開することにしました。