


このpageは、近年、特に東京都本郷の某大学びょーいん血液内科で急激に広まりつつある
「かへる信仰」 にメスを入れるものです。
わたくし、おおはしこうたも下っ端かえる信仰者として日々精進しております。
ちなみにわたくしはキノコ教信者でもあります。かへるさま、お許し下さい...。
1.歴史と背景
はやく「かへる」ことができるように、という願いから生まれているようです。
わたくしが知っている病院・福祉施設等でこのような信仰が見られたことは
ありませんでした。極めてregionalな広がりを呈しています。
歴史は定かではありません。ほんの数年で急激に広まったと言われていましたが、
となりの病室のおばちゃんが「わたしは昔、かへるおばさんと呼ばれていた」と証言。
現在事実関係を調査中。
おおはしが「かへる」を意識しだしたのは1年前、病室に前に入院していた
患者さん(50代、大学教授)が忘れていった「謎のかへる」です。そのかへるはまだ
点滴台にぶら下がっています。
最も信仰が厚い実例をご報告いたします。
←<評>1999.11.21. F.りえ様作品
この光景を見たときは、正直、驚愕の一言でした...。自分を含めて、こじんまりと、かへるを飾っている人を多々見かけますが、この例はこれでもかというくらい、かへるを全面に押し出している秀作です。特に一番下に位置するかへるは、控えめなかへる信仰をあざ笑うかのように、テレビの邪魔になることすら恐れない、大胆なpositioningをとっています。しかも点滴台という本来の姿を完全に忘却させてしまうような妥協なきperformance。秀逸としか言いようがありません。まさに
「かへる信仰の総本山」と称して差し支えないでしょう。
今後のさらなる発展が楽しみな作品です。
なんかふざけてますが、けっこう
本気で興味があります。
かへるを飾るのは、ある程度入院の長い病気を患う人が集まる病棟にしか存在しないのかもしれません。整形外科や耳鼻科では「かへる」ことにそれほど執着しないでしょう。ということは他病院の血液内科にもあるんでしょうか?
もしかしたらよく見ると、老人ホームなんかでもひそかにあるのかもしれません。今まで考えたこともありませんでした。今後注目していきたいと思います。
とりあえずおしまい。
