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気象衛星NOAAからの画像を受信中。

 
衛星からの画像受信は始めは難しいものと思い込んでいましたが、始めてみると以外に簡単でした。我が家のベランダに取り付けた小さなアンテナとオールバンド受信機、それとSound Blaster等の音声入力オプションのついたパソコンがあれば、後は衛星軌道計算ソフトで、衛星の飛んでくる時間を見計らって受信し画像表示ソフトで映像にすればパソコン上に立派な気象衛星NOAAからの映像を見ることができます。

 
HF-FAXの受信も始めました。5m程のHF用アンテナを使って受信しています。3.6MHz〜23MHzUSBで24時間ほぼいつでも受信できます。

現在の受信機器構成

アンテナ コメットBR16ディスコーンアンテナ
30MHz〜1GHzで使用。
主にNOAA受信とAIR BAND受信に使用中。


Quorum TS-137 Turnstile APT Antenna

NOAA専用、無指向性アンテナ。テキサスの田舎のおっちゃんが無骨だが丈夫に作った逸品といった感じ。
SNはBR16よりかなり良いがフェージングを起こし受信映像に横筋がけっこう入る。
RF systems(Netherlands)の EMF antenna
 オランダ製。ちょっと見はツエップライクアンテナ。HF帯が奇麗(=静か)に聞こえる。日本での代理店のロカーさん(03ー5709ー1050)が親切に設置方法その他HF受信ノウハウを教えてくれる。(必見?必聞!!)現在HF−FAX受信で使用、大変安定して受信できる。ロカーさん曰く、HF帯はいかにいいアース(最低8mは埋めなさいとのこと)を作るかだそうです。あとはいかにアッテネートして受信するかだそうでプリアンプ等でGAINを上げてもHFでは結果は良くならない。とにかくアース、アースだそうです。(私は未だ1mの深さまでしか埋めてない)。
受信機
ICOM IC−R8500オールバンドレシーバー
最初は全てパソコンコントロールのIC−PCR1000を購入したが、残念なことに私のパソコンでは、このソフトが全く動作しなかった。販売店に頼み込んで変えてもらったのがR8500。(出費は大幅超過!!)使い勝手はいいので結果はヨカッタノカワルカッタノカ???
パソコン
IBM ThinkPad760XD
ノートパソコンなのにVIDEO IN/OUT,AUDIO IN/OUT,MPEG用DSP搭載..(早い話がテンコ盛りすぎて価格が高すぎ売れ残っていたのを超極安でGET。ラッキー)

NOAA、HF−FAX受信にはこのAUDIO INをそのまま使用しています。
衛星軌道計算ソフト
Logsat Professional V5.2
私が個人的に気に入っているソフト。おうちゃくな私に受信開始3分前、受信開始、受信終了時に音声で知らせてくれるのが助かる。(それでも時々ソフト起動を忘れる私ですが!!)
Nova for Windows32 Ver2.0
最もメジャーなソフト。早くこれを使って自動追尾をしてみたい。
画像表示ソフト
WxSat V2.4e
NOAA、HF−FAX受信ソフトの定番。
ラジオコントロールソフト ScanWear SoftControl 2.5
私のような素人にもわかりやすい汎用のオールバンドレシーバー用コントロールソフト。ちょっと馴れてくると物足りない。


我が家での受信画像

全般的にノイジーですが東京のビルの隙間のベランダからでも受信できた画像です。

1999年5月16日午後10時HF−FAX  3.62060MHz USB with EMF
毎日午後10時に配信されるGMS(ひまわり)の画像
1999年5月3日午前7時40分NOAA15   137.5MHz WFM APT-VIS with TS137
梶川さんからの報告ではNOAA15 HRPT画像が相変わらず不調とのこと。
APT画像はこんな受信状況でした。横筋が激しく出ていますが、ターンスタイルアンテナ独特の
フェージング現象(同じターンスタイル使用の勝間さんに教えて頂いた)
1999年4月11日午前7時NOAA15 137.5MHz WFM APT-VIS with TS137
1月から4月中旬まで仕事が目一杯で受信していませんでした。久しぶりに受信した映像。
HF系アンテナの関係でアース工事を行なったので、TS137のブーム部にあるアース取り付け
口にも直接アースを付けてみた。気持ちSNが上がった??
1999年4月11日午後10時HF−FAX 3.62060MHz USB with EMF
HF帯のHF−FAXを始めて受信した画像(859KBytes)。
周波数は3.62060,7.30310,9.96830,13.59530,18,21830,23.52120USBなどがあります。
1999年1月1日午前7時NOAA15 137.5MHz WFM APT-IR with TS137
ノイズだらけですが、まぎれもない元旦朝7時の画像です。
日の出直後でVIS(可視)では殆ど真っ暗。IR(赤外)でのみ陸線が確認できる状況でした。
1998年12月30日午後5時NOAA12 137.5MHz WFM APT-VIS with TS137
クリスマスプレゼント?でQuorumよりTS137が到着($150USD)。
早速TS137を使用して最初に受信した画像。従来から使用のディスコーンから比べると
大分画質が向上しています。日本海に寒気団の様子がよく見えています。
1998年11月15日午後2時NOAA14 137.62MHz WFM APT-VIS & IR
同じく日中の映像ですが、赤外と可視光の合成画像です。チョット幻想的な映像になっています。
1998年11月14日午後2時 NOAA14 137.62MHz WFM APT-VIS
日中の映像です。太陽もほぼ真上からの位置になりますので、コントラストがややはっきりしなくなっています。
1998年10月03日午前7時 NOAA15 137.5MHz FM APT-VIS
朝日を受けて陸地も雲もコントラストがはっきりしています。
1998年09月29日午前7時 NOAA12 137.5MHz FM APT-VIS
我が家の設備で初めて捕らえた画像です。北海道が奇麗に映っています。

関連LINK
 
勝間ホームページ 私と同じターンスタイルアンテナ使用。勝間さんは自作(スゴイ!!)。私はただ買ってきただけ。
現在はHRPT画像受信に向けて着々と準備中。
Listen to the satellits 私がNOAA受信をするきっかけを作ってくれた方。
人工衛星関連の詳しい情報が満載。
宇宙から地球を眺める 個人なのにNOAA HRPT受信をしているという梶川さんのHP。高解像度の大変きれいなHRPT受信画像がHP内に満載、必見。

-Mitsuo Ohashi -

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