鳥居 誠プロフィール/Makoto Torii profile

1958年山田流鳥居家の次男として東京で生まれる。

幼少より山田流箏曲の手ほどきを受ける。1967〜69年に親の仕事でアメリカで生活。渡米中にT. Ranganathanに南インドのムリダンガムを、また同時にプラウト師等にジャワ島のガムランを師事。アメリカより帰国後は杵屋勝一郎師に長唄三味線、田中如童師に琴古流尺八を師事。東京芸術大学邦楽課に琴古流尺八で入学。大学では山口五郎師、青木鈴慕師に師事。同大学院卒。在学中にバリ島にてバリのガムランと出会い、その後は日本初のバリガムラン演奏グループ国立音楽大学バリガムランクラブ(現Sekar Jepun)発足に貢献。大学院卒業後にはジャワガムラン研究家の田村史子氏、現代邦楽研究所の森重行敏氏らとともに音工場HANEDAを設立し、日本初の一般向けガムラン講座を開設。設立後はビクターエンタテインメント(株)の制作ディレクターとして仕事をする傍らバリ島のガムラン演奏の活動を続け、バリ島の芸術祭Pesta Kesenian Baliにも3度公演。1992年に青森県森田村の野外円形劇場のイベントで細野晴臣氏のグループに参加。その後環太平洋モンゴロイドユニットのメンバーとして猿田彦フォーラムなどでの多数の公演に参加。ガムラン演奏・企画&フリーの企画・制作プロデューサーとして現在に至る。自称ガムラン演奏屋。SEIBI工房代表、音工場所属、GSP Tokyo主催。