2021年4月5日(月)
女流義太夫
本牧亭を聴く会 その十一
@お江戸日本橋亭
終了いたしました

「本牧亭を聴く会 その十一」のお知らせとお願い

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言等のため延引しておりました「本牧亭を聴く会 その十一」が、4月5日(月)に開催の運びとなりました。
 一年間、お待たせいたしました。
 精一杯の感染症対策を講じて御来場をお待ちいたします。
 皆さまにも御理解、御協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

 復刻した女流義太夫の音源の中から、懐かしい演奏をお聴き頂く「本牧亭を聴く会」。今回は、ともに六世竹本津賀太夫の内弟子であった竹本小津賀・鶴澤三生「重の井子別れ」と、忠臣蔵の「伴九太(ばんくだ)を大喜利に。「伴九太」では、気心の知れた姉妹弟子による掛け合いの妙と、江戸前・鉄火肌の三味線の名手・三生の声にも御期待下さい。
【とき】
2021年
45日(
18:15開演(17:45開場)

【参加費】
 
1,000円

【ところ】
お江戸日本橋亭

【演目】
1,お話し 水野悠子

2,昭和四十四年(一九六九年)三月二日 本牧亭
  恋女房染分手綱 重の井子別れの段
    浄瑠璃 竹本小津賀
    三味線 鶴澤 三生


3,昭和四十三年(一九六八)十二月四日 本牧亭
  仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の段
より
    伴 内 竹本小津賀
    九太夫 鶴澤 三生

お申し込み
義太夫協会 am-giday@gidayu.or.jp
03-6265-1880
SEIBI工房 seibikoubou@gmail.com

竹本小津賀 (1899〜1972)

「東都女義中の天才」(昭和11年『浄瑠璃時報』)と謳われた竹本小津賀は、本牧亭師走公演の名物だった歳忘れの余興「伴九太」ではいつも引っぱりだこでした。お客さまを楽しませることにおいて右に出る者はないとも言われた幅広い芸の持ち主です。

鶴澤三生 (1903〜1984)

人間国宝・竹本駒之助の義母でもあった鶴澤三生は、大量のスクラップブックを残していました。義太夫会のプログラムから書簡まで、内容は多岐にわたりますが、前回の東京オリンピック(1964年)の記事が一冊にまとめられていましたので、当日、御披露したいと思います。