エルムおすすめのアンティーク・ベーシック 1 




ルムおすすめのアンティークウォッチです。
当店のアンティークウォッチはすべて整備済み(オーバーホール)、
初心者でも安心してご使用できます。


ご注文前に必ず当ホームページ”アンティークウォッチについて”をご覧ください。
商品の詳細等はご不明の点は、メールもしくは直接当店にご連絡ください。






1. ロンジン / フラッグシップメダリオン 
1960年・自動巻・Cal.345(偏芯ローター)・スクリューバック防水ケース
ケース径35mm

売約済 

ロンジンの高級ライン”フラッグシップ”です。
フラッグシップはその名の通り、旗艦示し最高級という意味です。
同社の最高級ラインに”コンクエスト”と同等のシリーズです。

世界的にも希少な、偏芯ローター式自動巻きムーブメント搭載の時計。
ローターを機械の中心からオフセットしいます。
ゼンマイの巻き上げは、ローターと一体化した構造でラチェットに動力が伝達されています。
外周ローターと言われる時計は、スイスの最高級ブランド”パティック・フィリップ”や”シチズン”など
一部の高級な時計にしか搭載されなかった、巻き上げ方式のムーブメントです。
通常の外周ローター(通常と言っても数は少ないですが)は、
ムーブメントの外側にレールがありその上をローラーが回転し動力を伝達します。
ロンジンCal.340系は、ローター芯をローターセンターで支えている構造で、
どの外周ローターとも違う個性的な機械です。
ムーブメントを薄く且つ巻き上げ効率の向上するため、
外側ローターに駆動を伝える歯車を配したという画期的な構造。
また、この構造によりテンプの大型化に成功しています。
しかし、予想以上に構造が複雑になることの生産コストと、
特徴的なローターの回転音で、わずかな期間しか生産されませんでした。
マイクロローターと並ぶ、自動巻きムーブメントの伝説的?ムーブメント!!
しかも、ロンジンはローターの重心を、中心からずらすことによって巻き上げ効率を
さらに向上させています。
これ以上個性的な自動巻きムーブメントはないのでは?
数あるロンジンの時計でもわずかなモデルにしか搭載していない希少な機械です。

更にこの時計は1960年代の”フラッグシップトメダリオン”になります。
メダリオンはロンジンの最高級時計にしか許されない、
正に特別な時計です。


ロンジンの技術とチャレンジ精神の賜物です。

もう二度とこのような機械は生産されないでしょう。
21世紀に残したい20世紀の時計遺産です。

数あるロンジンの中でも、メダリオン許された特別な時計です。

 
                                   裏蓋のメダリオン


 
             希少なムーブメントCal.345





2. ロンジン / コンクエストメダリオン   
1960年代・自動巻・Cal.290・日付・スクリューバック防水ケース
ケース径35mm

¥118.000(税込129.800円) 


スイスの名門”ロンジン”の時計です。
1958年に開発した名機Cal.290搭載した時計。
この当時はオメガ社高級自動巻腕時計が高い評価を受けていました。
ライバルであるロンジン社はその後塵を拝している状態であり、
オメガを上回る高級時計を計画しました。
オメガをすべての部分で凌駕するために、
Cal.290系ムーブメントが開発されました。
コンセプトは防水時計に高性能ムーブメントし、同社の頂点に立つ時計です。
搭載の新設計Cal.290系は、オメガ社に倣って振動数を5振動から
5.5振動(ロンジン初)に設定し、
ルビーの数も通常の17石から24石にアツプグレード。
2つのレバーを持つツメ車を採用したことによって、
圧力を分散しコハゼバネの耐久性を向上。

IWCなど一部の高級ムーブメントが採用しているセンターローター受けにルビーを配していて
まさに、技術レベルでの良いとこどりをした、ロンジン社こん身のムーブメントです。
ロンジンはこのムーブメントを、コンクエストやレジェントダイバーなどの限られた上級機用として生産し、
下位(アドミラル、ウルトラクロン等)のラインには全く違う構造のムーブメントを用意していました。
残念ながら1960年代中盤以降、コストの関係から専用ムーブは廃止されました。
かつてロンジンのは凄い時計メーカーだったのです。

この時計は1950年代初期の”コンクエストメダリオン”になります。
メダリオンはロンジンの最高級時計にしか許されない、
正に特別な時計です。

上記の通り搭載Cal.290の初期型です。
仕上げも通常の290違う刻印がされています。
スクリューバック防水ケースを採用しています。
文字盤はシンプルなバーインデックスで、若干の経年劣化はありますが、
いかにもアンティーク感がしています。
針は初期のコンクエストで多く見られる、ドルフィンハンドを採用ています。
ケースにはクロアゾネタイプのメダリオンを配しています。
機械の状態もよく、約60年前のとは思えないコンディション。


数あるコンクエストの中でも、メダリオン許された特別な時計です。


 
                         
裏蓋のメダリオン

 高級ムーブメントCal.290





3. ミネルバ / ピタゴラス  
1950年代・手巻き・Cal.49・スクリューバック防水ケース
ケース径約33mm

売約済                          
ミネルバは1858年創業の伝統的なスイスの機械時計メーカーです。
少数の技術者が昔ながらの伝統的な工具を使用して丁寧な時計作りを行っていました。
伝統的な手法によって丁寧な製品作りを行うスイスの数少ないメーカー’と高評価を受けています。
ミネルバ社は時計王国スイスでも数少ない、ムーブメントまで完全に自社で生産するメーカーでした。
過去から現在にいてるまで、コンプリートメーカーといえるブランドはスイスでも少数です。


そのミネルバ社の、Cal.49通称ピタゴラスです。
Cal.49はスモールセコンドの、Cal.48をセンターセコンド化したムーブメントです。
ピタゴラスとは、そのムーブメントの鋭角的なブリッジ構造と、
三平方の定理(ピタゴラスの定理)をもとに開発されたことから呼ばれた名称です。
文字盤とケースはミネルバの特徴的な、ローマンダアイル&スクリューバック。

コンディションはアンティークとしては、文字盤も経年劣化もいい感じです。

ミネルバは生産数が少なく、残存本数が少ないとされています。
この機会に希少なミネルバ”ピタゴラス”をどうぞ!!



 

 

三平方の定理に基づいて設計された長い時計の歴史でも稀な、黄金比率ムーブメント”ミネルバCal.48”

(注意)
当店は、もともとはミネルバの正規取扱店です。
現在、市場に出回っている多くの3針のミネルバの時計の中には、偽物も多く混じっています。
文字盤、ケース、ムーブメントに刻印を配した精巧なものまである状態です。
ミネルバ社も、社外ムーブメントを採用した時計もわずかながら存在しますが、
偽物はミネルバ社と縁もゆかりもないムーブメントを使っています。
残念ながらミネルバの時計は、スイス時計の中でも偽物の多いメーカーの一つになってしまいました。
もちろん、当店の時計は本物のミネルバです。






4. ユニバーサル・ジュネーブ / ギルトシャドー 
1970年代・マイクロローター自動巻き・Cal.66-1(2姿勢調整準クロノメータ級)
GPケース・ケース径約35mm
¥79.800(税込87.780円)

スイスの名門ユニバーサルは、1894年スイス、ル・ロックルで創設しました。
創業者は時計史であるエミーユ・デコームとジョルジュ・ペレ。
ユニバーサル社は、特に複雑時計の製造を専門としていました。
1918年には拠点をル・ロックルからジュネーブに移転、
1934年にクロノグラフの名作として名高い”コンパックス””アエロ・コンパックス”、
”トリ・コンパックス”とシリーズを充実させ、クロノグラフの名門ブランドとしての地位を確立しました。 
1937社名をユニバーサル・ジュネーブに改称しました。
1955年小型ローター搭載の「マイクローター」は1955年に発表。
1966年には当時世界最薄の自動巻時計として登場したマイクローター Cal.66を開発しました。

この時計は、ユニバーサルジュネーブの代表的なモデル”ギルトシャドー”です。
ギルトシャドーはケースにGPを採用した高級機です。
この時計はCal.66-1を採用しています。
Cal.66はムーブメントの厚みはわずか2.5mm。
特質すべき厚みのムーブメントです。
そのCal.66に2姿勢調整を施したスペシャルチューンしてムーブメントを搭載。
デザインは時計の名匠”ジェラルド・ジェンタ”です。

ムーブメント、文字盤、ケースは経年劣化を感じさせない」ぐらい良い状態です。
風防の6時の位置に一か所だけ傷(肉眼ではほとんどわかりませんが、
気になる方は有償にて交換いたします)が、それ以外は完ぺきといってよいほどの状態です。

アンティークウォッチとは思えないぐらいミントコンディションです。



 
                                 ユニバーサルCal.66-1の機能美


(ユニバーサル・ジュネーブ マイロローターの薄さの比較)
 

左側 500円硬貨     ユニバーサルムーブメント(文字盤付)

500円硬貨と並べて見ると、その薄さが判ると思います。
自動巻きでこの薄さ、ユニバーサルの技術の高さがうかがえます。

ここだけの話ですが、この精巧さのため、現在流通しているシャドーは近年完品が非常に少ないです。
表面上は問題なくても、かろうじて動いている時計とかも多いです。
特に駆動車付筒カナ等部品が壊れている場合が多く、使っているうちにどんどんムーブメントコンディションが
悪化する場合があります。
そのまま使用していると、高額な修理料金、もしくは修理不能になる場合があります。

整備済で技術がある店(当店以外でも)での購入が理想の時計です。






5. ユニバーサル・ジュネーブ / ホワイト・シャドー 
1960年代・マイクロローター自動巻き・Cal.66・オーバル型ラージサイズケース
ケース径約35*40mm
¥79.800(税込87.780円)           

スイスの名門ユニバーサルは、1894年スイス、ル・ロックルで創設しました。
創業者は時計史であるエミーユ・デコームとジョルジュ・ペレ。
ユニバーサル社は、特に複雑時計の製造を専門としていました。
1918年には拠点をル・ロックルからジュネーブに移転、
1934年にクロノグラフの名作として名高い”コンパックス””アエロ・コンパックス”、
”トリ・コンパックス”とシリーズを充実させ、クロノグラフの名門ブランドとしての地位を確立しました。 
1937社名をユニバーサル・ジュネーブに改称した。
1955年小型ローター搭載の「マイクローター」は1955年に発表。
1966年には当時世界最薄の自動巻時計として登場したマイクローター Cal.66を開発しました。

この時計は、ユニバーサルジュネーブの代表的なモデル”ホワイトシャドー”です。
その中でも特に珍しいラージケース・ホワイトシャドーです。
ベルト幅はなんと22mmを採用!!
ほぼ、特注品と言えるぐらい生産数の少ない時計です。
こんな大きなホワイトシャドーは見たことないとは思いますが、
オーバルケースを採用しているので。大きさの割には装着感の良い時計です。
ムーブメントはCal.66で、2姿勢調整(準クロノメーター)のムーブメントを採用しています。
文字盤はオリジナルローマンで、これでもかのホワイトシャドー、オートマチック、ウルトラスリムの三段書き。
とにかく、ケース、ムーブメント、ダイアルに至るまでスペシャルで希少な時計です。

コンディションは、ほぼ未使用品と思えるくらい綺麗です。
アンティークウォッチとは思えないぐらいミントコンディションです。

レアで特別なホワイトシャドーです。

 
                          2姿勢調のCal.66


(ユニバーサル・ジュネーブ マイロローターの薄さの比較)
 

左側 500円硬貨     ユニバーサルムーブメント(文字盤付)

500円硬貨と並べて見ると、その薄さが判ると思います。
自動巻きでこの薄さ、ユニバーサルの技術の高さがうかがえます。


ここだけの話ですが、この精巧さのため、現在流通しているシャドーは近年完品が非常に少ないです。
表面上は問題なくても、かろうじて動いている時計とかも多いです。
特に駆動車付筒カナ等部品が壊れている場合が多く、使っているうちにどんどんムーブメントコンディションが
悪化する場合があります。
そのまま使用していると、高額な修理料金がかかる場合があります。

整備済で技術がある店(当店以外でも)での購入が理想の時計です







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