エルムおすすめのアメリカン・アンティークウォッチ





エルムおすすめのアメリカン・アンティークウォッチです。
当店のアンティークウォッチはすべて整備済み(オーバーホール)、初心者でも
安心してご使用できます。

意外にもアメリカは、19世紀から20世紀中盤にかけてスイスと並ぶ時計生産国でした。
特に、20世紀初頭の鉄道時計等の懐中時計は、
スイスの超一流時計メーカーに匹敵する品質を持っていました。
腕時計も1930年代から60年代にかけて、スイスの時計メーカーに
勝るとも劣らない名品を世に出していました。
残念ながら1970年代以降は、アメリカの産業構造の変革で、
多くのアメリカの時計メーカーは衰退もしくは
スイスに拠点(グリュエン、ハミルトン、ウォルサム、ブローバ、ベンラス等)を
移して生き残りを図りました。
ムーブメントの優秀さもさることながら、
その特徴的なデザインはアメリカンウォッチならではのものです。
もっともっと、アメリカン・アンティークウォッチは評価されても良い時計だと思います。



ご注文前に必ず当ホームページ”アンティークウォッチについて”をご覧ください。
商品の詳細等はご不明の点は、メールもしくは直接当店にご連絡ください。





1. ウォルサム / ジャンピングアワー
1930年代・手巻き・ウォルサム社製自社ムーブメント・10金ホワイトゴールド張り
RAC刻印(裏蓋)・レールウエイケース・ケース径約34*20mm
¥118.000(税込129.800円)


ウォルサム社は、1850年に米国で創業されました。
1876年に開催されたアメリカ合衆国の独立100年を記念するフィラデルフィア万博では
時計の精巧度コンテストで金賞を獲得、
ウォルサム製時計が当時、世界中で最も精巧で性能が高いことが証明されました。
1954年スイスににウォルサムインターナショナル(Waltham International SA )を設立。
スイスブランドとしてウォルサムの時計を生産をしました。

ウォルサムの1930年代のジャンピングアワーです。
ジャンピングアワーは1920~40年代にかかて多くが生産されました。
その多くがフォンテンメロー社のムーブメントをベースに開発されました。
この時計はウォルサムのムーブメントをベースに、自社設計された希少な時計です。
ムーブメントにはバイメタル切りテンプ、巻き上げヒゲ、ルビーには高級時計で
採用されているシャトン止めを採用していて、最高級な構造になっています。

ケースデザインはラグから段差をつけ直線に伸びた”レールウェイ”で、
他社のジャンピングアワーウォッチとは一線を画しています。
ケースはホワイトゴールド張り。

コンディションはディスクに若干の改年劣化や
使用上の打ち傷等はありますが、かいはありますが、
1930年代の時計とは思えないぐらい良いコンディションです。


 
美しいケースデザイン               豪華なウォルサム自社ムーブメント





2. グリュエン / オートワインド
1950年代・自動巻・Cal.480・10金ホワイトゴールド張り・3石ダイア
2色メッキダアイル・ケース径約28*25mm・純正革ベルト
¥89.980(税別)                    

グリュエンは1874年創業、グリュエン独自のデザイン・ケースから始まりました。
デザイン性の非常に高いメーカーとして知られ、1900年初頭のVeri-Thinシリーズを皮切りに、
さまざまな時計を発表し続けました。
1935年に腕にフィットするようにカーブをしたデザインの”カーベックス”を発表。
わざわざ、ROLEXが高級時計に、グリュエンのムーブメントを採用していたことから、
グリュエンの技術力の高さが伺えます。


この時計は、1940~50年代にかけてグリュエン社の代表的な角形時計の一本ですが、
なんと角金スモールセコンドで、自動巻ムーブメントを採用しています。
角金時計の自動巻式は、長い時計の歴史の中でも大変珍し時計です。
ムーブメントはグリュエン製Cal.480です。
ムーブメントの写真で確認していただけますが、このムーブメントの地板は楕円形。
自動巻きムーブメントが楕円ということは極めて稀な例ではないでしょうか。
通常、長方形の時計の自動巻は丸いムーブメントが入っています。
この場合搭載できるムーブメントは、時計の横幅で決まります。
つまり、長手方向は大きな空間が生まれてしまいます。
よくある長方形の時計ですが、見るとスモールセコンドがセンターよりなのが分かると思います。
これは、残念ながら機械の直系の問題で起こるのです。

Cal.480は、構造的に見るとグリュエン社が生産していた手巻式ムーブメント、
プレシジョンムーブメントを発展させたように感じられる個所があります。
この構造もしくは設計で一番近く感じられるのは、あの有名なロレックス”バブルバック”でしょうか?
同時代の機械であり、かつてはグリュエン社とロレックス社とはムーブメントの供給関係もありました。
あくまでも推測ですが似てしまった?のかもしれません。

デザインは正にアールデコ、古き良きアメリカンウォッチ(生産はスイス)です
角金には珍しいホワイトゴールド張と、自動巻化に伴う裏蓋構造。
さらに文字盤にはコストのかかる2トーンのメッキ仕上に、3石のダイアを配置した豪華な仕上げ。

角金なのに自動巻き。
希少な楕円地板のムーブメントCal.480.
今日では考えられないくらいの手間のかかった時計です。


 
豪華なダイア3石と2トーンメッキ文字盤    自動巻化によるバブル化されたケース構造                             


   

このCal.480ムーブメントの特徴的な角穴車と巻き上げユニット。
構造的にロレックスバブルバックに酷似しているのがわかります。


 グリュエン純正ベルト






3. ハミルトン / シン・オー・マチック
 1960年代・マイクロローター自動巻・ハミルトンCal.663
(BUREN社製 Cal.1000A)
 10金張り・ケース径約33mm

¥79.980(税別) 


ハミルトン社は1892年、ペンシルバニアにで創業しました。、
伝統的な技法を重んじるスイスの時計作りとは全く異なったアプローチで、
画期的なプロダクツを次々と世に送り出し、
時計史のみならず工業史にもその名を刻む時計メーカーとなりました。
ある時ははヤンキースの勲章となり、エルビスに愛され、
大統領の心さえも虜にしミリタリーウォッチや鉄道時計、
マリンクロノメーターなど実用時計としても評価の高い時計メーカーです。

ビューレン社製のマイクロローターを搭載した時計です。
この機械は1957年開発のCal.1000系のムーブメントです。
Cal.1000系は諸説ありますが、
世界初のマイクロロータームーブメントといわれています。
Cal.1000系は1962年に生産終了し、後続はCal.1280系になります。
ビューレン社は、ユニバーサル・ジュネーブ社と並ぶ
マイクロローターの生産がでいる数少ないメーカーでした。
この後には、マイクロ・ロータークロノグラフムーヴメントを、
”ビューレン”、”ハミルトン”、”ホイヤー”、
”ブライトリング”で共同開発したCal.11などがあり、
ビューレント社とハミルトン社とは緊密な関係にありました。
現在、マイクロローターのムーブメントを搭載しているのは、
”パティク・フィリップ”や”ピアジュ”など超高級ブランドだけです。

この時計は THINの名前が示すように、、特別にケースを薄くした時計です。
”THIN-O-MATIC”は、自動巻ながら、当時の手巻時計並みの薄型です。
製造は1960年代の初期になります。
コンディションはケースに若干の使用感はありますが、
ムーブメント、文字盤とも大変良い状態が保たれています。
文字盤の秒表示は個性的で、現代の時計を先取りしたようなデザイン。
時間を示すバー表示は、
ジャガールクルトのような彫りこんだインデックス仕様に、
12、3、6、9はアップライト仕様のコンビデザインの大変凝ったデザインを採用。
ケースはアールデコを思わせる個性的なラグに、
ハミルトン伝統の高級金張りケース!!
特別なムーブメント。
このことから、ハミルトンが満を持して生産した時計ということが伺われます。

貴重なマイクロ・ローターの自動巻き時計です。


   
                       希少なマイクロ・ロータームーブメント











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