趣味の頁

更新2020.8.23


1.趣味アラカルト
 ・映画

 ・旅行
 ・音楽
 ・落語と漫才

2.学生時代
 ・少林寺拳法
 ・弓道部




1.趣味アラカルト
・映画
 映画は好きで、学生時代はよく映画館に行ったが、最近はDVDで鑑賞することが多くなった。
 趣味と実益を兼ねたような結果になったのが、『映画で学ぶ現代宗教』(弘文堂、2009年)や『宗教と現代がわかる本』(平凡社)の「映画・ビデオ・DVD」コーナーへの連載であった。
 『グローバル化時代の宗教文化教育』(弘文堂、2020年)にも映画を宗教文化教育の題材にすることについて1章を割いた。 
 振り返ってみると、邦画よりも洋画、そしてアメリカ映画よりもヨーロッパ映画に感銘を受けたことが多い。これは相性というものだろうと思っている。

 
・旅行
純粋に遊びの旅行ということは少ないですが、学会、講演、調査、その他のおりにいろいろな所を所を見て回るのがひそやかな楽しみです。
とくにヨーロッパに行くと、趣味と実益を兼ねて、自然と教会巡りをやっています


とくに気に入っているのは大学院生時代に初めて行ったドイツのハイデルベルク。ここは世界の宗教社会学の展開にとっても重要な地なのですが、最初に行ったときはそんなことはあまり関心がなく、直感的にこの町のたたずまいに、心にしみるものを感じました。
(下の写真はハイデルベルクの古城です)


 
21世紀になって、ヨーロッパでは大きなモスクをみかけることが多くなりました。そうしたときは、なるべく中に入ることにしています。

      
スイス、ローザンヌ市内のモスク(2017年7月)   ポルトガル、リスボン市内のモスク(2017年9月)

・音楽
騒がしい音楽は苦手ですが、あんまり静かなのもそれほど聴きたいとは思いません。
ラテン音楽が割りと好きです。
日本や韓国の演歌も、ソフトな感じのものならときどき聴きます。
学生時代はシャンソンやカンツォーネも聴いてました。
ジャンルというより、個々の曲ですね。
いい曲はジャンルを問わずいいと思う。主観で語れる世界ではそれで十分と勝手に思っています。


(ウィーン、シェーンブルン)

・落語と漫才
 落語は実は中学時代から好きで、高校のクラブ(弓道部)の送別会ではかくし芸でやったりしました。(下の写真)
 漫才は好みがありますが、一応広く楽しんでいます。お笑いブームのたびに新しいタイプが出現するので、いいですね。


2.学生時代
少林寺拳法部の想いで
 

日本少林寺拳法は戦後宗道臣(本名中野理男)によって創始されました。香川県多度津に本部があります。

東京大学少林寺拳法部は1962年秋に創設されました。当初は同好会で64年に正式のクラブとして承認されました。現在は全国大会で総合優勝するなど東大の中でも有数のクラブに育っています。

さて、私は高校(=鹿児島県の川内高校)時代には弓道部にはいっていたのですが、大学では武道をやりたいと思っていました。合気道とか空手とかを考えていたのですが、ひょんなことから少林寺拳法なるものがあることを知り、たまたま駒場寮で部屋を獲得するため奔走していた誘い上手な先輩の言葉に乗せられ入部することになりました。当時、駒場寮はしばしば部室としても用いられ、入寮している学生がある程度確保できないと部室も確保できなかったわけです。

ともあれ、入部して練習に励みましたが、駒場寮にいるため、授業はさぼっても、練習はさぼることはできず、おかげ上達は割合早かったようです。3年のときは主将として、後輩の指導もやることになりました。

当時少林寺拳法の大会は、演武と乱取りという2種目がありました。乱取りは 写真2のような格好でやっていました。

東大(本郷)には七徳堂という建物があり、武道系のクラブの練習はここで行われます。でかいサンドバッグあり、よく突いたり蹴ったりしたものです。( 写真1参照)

*宗道臣については、2007年に刊行した『近代日本の宗教家101』(新書館)の中で触れておきました。

 

写真1:東京大学(本郷)の七徳堂

 

 

写真2:乱取りの練習

2014年5月に念願の嵩山少林寺を訪れることができました。
後ろにあるのは少林寺歴代方丈(住職)のお墓です。

 

弓道部の思い出
高校時代(鹿児島県立川内高校)は、弓道部に所属していました。


入部してまもなく、よく的に当たるようになり、当てるという技術にこだわったのが、失敗の元。
その後、迷いの時期が長く続きました。
精神修養は、その時期の私にはとても無理だったようです。
しかし、いい思い出でした。

歓送会のときには、余技の落語をやったりして、なかなか受けました。

その川内市も薩摩川内市になってしまった。

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