飛び出し小僧(関西では”飛び出し坊や”との呼称がより一般的らしい)とは、PTA等の地域団体によってスクールゾーン周辺に設置された交通安全を目的とした立て札で、古典的には、黄色の帽子をかぶった少年、場合によってはおかっぱ頭の少女(飛び出し花子)が道路に飛び出そうとする姿を現している。

それぞれの原型には次のような特徴がある。
1.古典型小僧
3から5型小僧の共通先祖であり、未だに影響を与え続けている。王道を行く古典型にも、苦悩系、おばさん系、女子事務員系等への分化がみられる。
| 愛らしい古典小僧 | 苦悩系 口元に意志の強さが | 能天気なおばさん系 | 潤んだ瞳の色気系 |
2.看板型小僧
古典型小僧の母体であり、現在も現役で活躍している。なお、この型を飛び出し小僧の範疇とするか否かは、未だ議論の絶えない問題である。
| 野球系小僧兄 | 野球系小僧弟 | 猫背小僧 | キョロ2花子 |
3.既製品型小僧
メーカーによって既に製作された小僧。他の原型に比べ趣が少ないのは否めないが、この型の派生としての手書き小僧には意外な味わいがうかがえる(詳しくは次項 小僧の派生と変化 参照)。また多くの場合男女対のパターンがあるのもこの型の特徴である。
| 二頭身坊や 黙々と飛び出す | 二頭身嬢ちゃん わき目もふらず | 60年代アップリケ ♂ | 60年代アップリケ ♀ |
4.キャラクター模倣型小僧
当初はクレヨンしんちゃん、ちびまるこちゃん等、子供の姿を模したキャラクターを採用し、ドライバーへの注意を促していたのだろうが、次第に、スヌーピーやミッキーマウス、ミッフィー、ピカチュー等、飛び出すことなど思いもよらないものが続々と増殖を続けている。これは子供がまずその小僧に親しみを覚え、次に”きけん”、”とびだし”等のメッセージを読むことによって交通安全を意識させる目的であろう。
ここには、ドライバーから子供への対象のすりかわりが見られる。
| しんちゃん 比較的達者な描写 |
ぺコちゃん 奥目である |
ミッキー 遠目には子供に? |
スヌーピー 足裏が恐い |
あいうえ王様 あさのあいさつ |
5.突然変異型小僧
上記1から4のいずれにも当てはまらない異質な小僧。ただし筆者の知らない既存キャラクター、または上記1から4の派生の末端に位置するものとの可能性も捨て切れない。
| 目玉小僧 ヤンキーか? |
長靴マネキン少女 実は既製品 |
紳士 死ー止ベルト恐し |