パン・ビスケット
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ブラウンソーダブレッド
重炭酸ソーダ(ブレッドソーダまたはベーキングソーダ)は、ソーダブレッド全般に使われる膨らし粉の一種です。ベーキングパウダーにも含まれるこのアルカリ性の粉は、サワーミルクやバターミルクにより独特な酸化反応を起こします。これが炭酸を発生させ、パンを膨らますのです。
アルカリ性の重炭酸ソーダ(ブレッドソーダ)にはサワーミルクやバターミルクを、酸とアルカリの混合物であるベーキングパウダーには、通常の牛乳を使用するということを覚えておいてください。
| 無漂白全粒粉(石臼挽きが望ましい) | 675g |
| 小麦粉 | 450g |
| オートミール(細かいもの) | 30g |
| 塩 | 10g(小さじ2) |
| ベーキングソーダ | 10g(小さじ2) |
| バター(好みに応じて) | 30g(大さじ2) |
| サワーミルクまたはバターミルク | 700〜850g |
| 卵(好みに応じて) | 1個 |
- オーブンを230℃に温めておく。
- 粉類を混ぜ、バターを練り込む。中央に窪みを作り、卵を割り入れたら、すぐにサワーミルクまたはバターミルクを少量残して注ぎ入れる。手で混ぜ合わせ、必要に応じてミルクを追加する。生地は手に付かない程度の柔らかさに仕上げること。
- 粉をふった台にのせ、形が丸く整う程に軽く練り、5cm程の厚さにのばして、中央に深い十字の切り込みを入れ、天板にのせる。
- オーブンに入れ、230℃で15〜20分、次に200℃に温度を下げて20〜25分焼く。
パンの表面をたたいたとき、コンコンと軽い音がしたらできあがり。
ブラウンソーダスコーン
- 前述のブラウンソーダブレッド同様の生地を作り、丸く形作る。
- 2.5cmの厚さにのばし、抜き型またはナイフを使って円形に切る。
- 230℃のオーブンで30分焼く。
参考:パンを焼くときには必ず、オーブンを十分温めておくこと。オーブンの温度を正確に保つことが成功の秘訣です。
右写真のようなパックをアイルランドで購入。
中身(写真の場合は無漂白全粒粉、小麦粉、オートミール、塩、ベーキングソーダ)をざっとボウルにあけ、1パイント分のバターミルク(これは水や牛乳で薄めたヨーグルトで代用、牛乳にレモン汁少々を滴らしたものでも可)を入れてまとめて焼くだけ。練る必要も、発酵の必要もなしの簡単さ!
焼き立てのソーダブレッドを初めて食べたけれど、お餅やおせんべいのようなパリパリ感があってとってもおいしかった。
こういう噛めば噛むほどおいしいしっかりした歯ごたえのパンって、日本にあんまりないのは、パンにさえご飯のモチモチ感を求めてしまう日本人の邪道精神(?)から来るものだって、誰かが言ってたなあ。
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ホワイトソーダブレッド
| 小麦粉 | 450g |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 塩 | 小さじ1 |
| ベーキングソーダ | 小さじ1 |
| サワーミルクまたはバターミルク | 350〜425g |
- オーブンを230℃にあたためておく。
- 粉類をふるい、中央に窪みを作り、ミルクを少量残して注ぎ入れる。
- 片手で生地を混ぜ合わせ、必要なら残りのミルクも追加する。生地は手に付かない程度の柔らかさに仕上げること。
- 粉をふった台に置き、軽く2〜3秒こねて形を整え、4cm厚さの円形にのばして、中央に深い十字の切り込みを入れる。
- オーブンに入れ、230℃で15分、次に200℃に温度を下げ30分焼く。
- 表面がこんがりと色づき、たたいたときにコンコンと軽い音がしたら出来上がり。
ホワイトソーダスコーン
- 前述のホワイトソーダブレッド同様の生地を作り、丸く形作る。
- 2.5cmの厚さにのばし、抜き型またはナイフを使って円形に切る。
- 230℃のオーブンで20分焼く。
右写真のようなIrish Village社製のパックをアイルランドで購入。
上記ブラウンソーダブレッドミックス同様、中身(無漂白小麦粉、オートミール、塩、ベーキングソーダ)をざっとボウルにあけ、バターミルク(これは水や牛乳で薄めたヨーグルト代用、牛乳にレモン汁少々を滴らしたものでも可)を入れてまとめて焼くだけ。
日本でよく食べられているパンって、ふわっと軽くて、噛んでいるとくちゃくちゃしてくる。こういうずっしりボソボソ系にバターを添えて食べるのが好き。
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お母さんのスウィートホワイトスコーン
| 直径7.5cmの抜き型を使えば18〜20個のスコーンができます。 |  |
| 小麦粉 | 900g |
| 砂糖 | 55g |
| ベーキングパウダー | 15g(小さじ3) |
| バター | 170g |
| 卵 | 3個 |
| 牛乳 | 450cc |
| 塩 | ひとつまみ |
| 照り出し用 | |
| 照り出し用卵 | 適宜 |
| グラニュー糖(スコーンの上部にふりかける) | 適宜 |
- オーブンを250℃に温めておく。
- 粉類をすべてふるいにかけ、バターを練り込む。中央に窪みを作り、卵と牛乳を加え、混ぜる。
- 粉をふった台に生地をのせ、軽くこねてタネをまとめる。厚さ2.5cmにのばし、抜き型で円形に抜き、天板にのせる。
- 表面に溶き卵を塗り、グラニュー糖少々をふる。
- オーブンに入れ、表面がきつね色に色づくまで10〜15分焼き、網にのせて冷ます。
- 半分に切り、自家製ラズベリージャムとホイップクリームを塗っていただく。
フルーツスコーン
上記材料に干しブドウ110gを加え、バターと同時に粉類に混ぜ、同様に焼く。
素朴な味。やはりラズベリージャムとホイップクリームが王道でしょう。
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ブラウンイーストブレッド
イーストは適度の温度、湿度と栄養を必要とする生物です。イーストが砂糖を食べ、二酸化炭素を吐き出すことにより、パンが膨らみます。43℃以上の湯を使うとイーストは死んでしまうため、材料や器具は全て人肌程度の温度を保つようにします。イーストは砂糖でも糖蜜でも膨らみますが、このレシピでは糖蜜を使用します。ここでは石挽の全粒粉を使っていますが、違う粉を使えば、出来上がりのパンのキメに違いが出てきます。下記に示されている水の分量は目安です。元々小麦粉に含まれる水分は季節や環境により異なるため、水の量は状態によって調整してください。生地はこねるのに柔らかすぎる位がちょうどよいのです(実際この生地はこねる必要がありません)。
主原料の全粒粉、糖蜜、イーストはどれも非常に栄養価の高い食物です。
1斤分
| 無漂白全粒粉(石臼挽きが望ましい) | 450kg |
| 塩 | 小さじ1 |
| 黒糖蜜 | 小さじ1 |
| 生のイースト | 30g |
| ぬるま湯(うち150ccをイーストに用いる) | 350〜450cc |
| ゴマ(好みに応じて) | 適宜 |
| 13cm x 20cmのパウンド型 | 1個 |
- オーブンを230℃に温めておく。
- 小麦粉に塩を加え、温め始めのオーブンに入れて、僅かに温めておく。
- ボウルに糖蜜と水150cc(上記材料表に含まれる)を入れ、イーストを加える。
- 3のボウルを温かい場所(レンジ周り等)に5分間置く。その間にパウンド型にうすく油を塗り、ふきんと共に温めておく。
- 醗酵の様子を確認する。5分程でイーストの醗酵が始まり、上部に細かい泡が立ち始める。
- 3のボウルの中身をすべて粉類に加え、ぬるま湯も加えて、混ぜ合わせる。このとき生地は柔らかく、こねることができない位の状態。
- 生地を温めておいた型に入れ、好みに応じてゴマをふり、先ほどイーストを置いた温かい場所に置き、ふきんをかけておく。
- 20分後、生地が2倍の大きさに膨れたら、ふきんを退け、オーブンに入れて、45〜50分焼く。
表面がこんがりと焼け、たたいたときにコンコンと軽い音がすれば出来上がり。
参考:ドライイーストを使用する場合は、生のイーストの半量を使用し、醗酵時間を長めにとること
参考:パンをカリッと仕上げたい場合、最後の10分間は、型から外して生地だけをオーブンで焼く。柔らかいパンが好みの場合は、この作業は不要。
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ぶち犬パン
| 小麦粉 | 450g |
| 砂糖 | 小さじ1〜2 |
| 塩 | 小さじ1 |
| ベーキングソーダ | 小さじ1 |
| サルタナス、レーズンまたはカラント | 100g |
| サワーミルクまたはバターミルク | 300cc(卵を入れる場合は分量を控える) |
| 卵(好みに応じて) | 1コ |
- オーブンを230℃に温めておく。
- 粉類、フルーツを混ぜ、ボールに入れて、中央に窪みを作り、卵とミルクを入れ、手でよく混ぜる。このときミルク少々を残しておき、生地が固いようなら徐々に加えてゆく。柔らかいがベトベトしない程度に仕上げる。
- 生地がまとまったら形を整える程度に軽くこね、4cm厚さの円形にして、表面に十字の切り込みを入れる。
- オーブンで15分間焼き、温度を200℃に下げて更に30分間焼く。このとき底をたたいてみて軽い音がしたら焼きあがった証拠。
- 焼き立てを分厚くスライスして、バターと共にいただく。
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ソーダ ファール
| 小麦粉 | 300g |
| ベーキングソーダ | 小さじ1/2 |
| 酒石英 | 小さじ1/2 |
| 塩 | 小さじ1 |
| バターミルク | 250〜300cc |
- 粉類をふるい、ボウルに入れる。
- 粉の中央に窪みを作り、バターミルクを流し入れる。このとき出来上がり生地の硬さを調節するため、分量のバターミルクの一部は残しておく。
- 生地をまとめながら、少しずつ残りのバターミルクを加え、丸くまとめあげる。(出来上がりの状態は柔らかいがべたつかない程度)
- 直径20cm、厚さ1cm以下程度の円形にのばし、それを4分割の三角形に切る。
- グリドル(円形の鉄板)または厚手のフライパンを徐々に熱し、分量外の小麦粉を散らす。打ち粉した小麦粉がわずかに色づいたら、ファールを入れ、6〜10分程焼く。生地が膨らみ、薄く色づいたら裏返し、もう片面も同様に焼く。
注意:このとき鉄板またはフライパンに油はひかないこと!
- 叩いてみて軽い音がすれば出来上がり。バターを塗り、熱々のところをいただく。
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アイリッシュ オートケーキ
| オートミール | 250g |
| 小麦粉 | 50g |
| ベーキングソーダ | 小さじ1/2 |
| 酒石英 | 小さじ1/4 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| バター | 50g |
| 水 | 50cc |
- オートミール、小麦粉、ベーキングソーダ、酒石英、塩をボウルに入れ、中央に窪みを作る。
- 50ccの湯とバターをなべに入れ、沸騰させる。
- 2を1の窪みに流し入れ、混ぜながら丸くまとめあげる。
- 台の上にオートミールを散らし、その上で3の生地を直径23cm、厚さ3mm程度の円形にのばす。生地の上にもオートミールを散らし、表面を押さえる。
- 8分割の三角形に切り、小麦粉を散らしたベーキングシートの上にのせ、180℃に温めておいたオーブンで40分焼く。バターまたはチーズと共にいただく。
参考:生地は、直径7cm程の円形にくりぬいてもよい。
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ポテトブレッド
| じゃがいも(茹で、熱いうちにマッシュポテトにする) | 250g |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 溶かしバター | 25g |
| 小麦粉 | 50g |
- 茹でてつぶしたじゃがいもをボウルに入れ、塩とバターを加えて混ぜる。さらに小麦粉を加え、丸くまとめあげる。
- 分量外の小麦粉をふった台の上に生地を置き、直径23cm、厚さ5mm程の円形にのばす。これを6分割の三角形に切る。
- グリドル(円形の鉄板)または厚手のフライパンを徐々に熱し、分量外の小麦粉を散らす。打ち粉した小麦粉がわずかに色づいたら、2を入れ、2〜3分程焼く。キツネ色になったら裏返し、もう片面も同様に焼く。
注意:このとき鉄板またはフライパンに油はひかないこと!
- バターとはちみつ、またはジャムを添え、熱々のところをいただく。または目玉焼きやソーセージ、ベーコン等と共に焼いて食べてもよい。
参考:じゃがいもが熱いうちに作るのがおいしいポテトブレッドのコツ。作り置きのマッシュポテトを使用する場合は、電子レンジで30秒ほど温めてから、他の材料と混ぜ合わせるとよい。また生地を三角形にする代わりに直径7cmの円形にくりぬいてもよい。
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バターミルクパンケーキ
| ちょうど日本で馴染み深いホットケーキのような、でも人工的なバニラの香りのする市販のホットケーキミックスと違って素朴な味わいのあるこのパンケーキ、バターミルク(地下食材庫参照)が入手できない場合は、ヨーグルトを水で溶いたもので代用します。 |  |
20枚分
| 小麦粉 | 450g |
| ベーキングソーダ | 小さじ1 |
| 塩 | ひとつまみ |
| 砂糖 | 55g |
| 卵 | 1コ |
| バターミルク | 600cc |
- 粉類を合わせてふるい、ボウルに入れて中央に窪みを作る。
- 卵とバターミルクを加え、ゆるめの生地を作る。
- フライパンを熱し、薄く油をひき、生地を丸く流し入れ(どら焼き位に)、片面を3〜4分焼く。表面がブツブツと泡立ってきたら、裏返し、もう一方の面もきつね色に焼き上げる。
- 皿にとり、バターとジャムまたはハチミツを添えていただく。
上記写真では全粒粉を使ったので、ややベージュがかった色をしています。そば粉やオートミールを混ぜ込んだり、コーヒーやブルーベリーを加えたり...シンプルなだけに色々アレンジできそう。
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ジェーンのショートブレッド ビスケット
| これはショートブレッドなので、生地に水や牛乳は加えません。また、出来上がりの風味と歯ざわりを生かすため、マーガリン等で代用せず、バターを使いましょう。 |  |
約25枚分
- 小麦粉と砂糖をボウルにふるい、手を使ってバターを練り込む。1〜2分続けていると生地がまとまってくるので、ボウルの中で軽くこね、ひとつにまとめる。
- 粉をふった台の上で生地を7mmの厚さにのばし、直径6.5cmの円形またはハート型に抜く。
- 180℃のオーブンで15分程焼く。うっすらと焼き色がついたら取り出し、網の上で冷ます。
- アイシングを施すか、または砂糖をまぶして飾る。
ちょっとバターの多さにおののきながらも、ついつい手が出てしまう。この生地を四角い受け皿に延ばし(ちょうどブラウニーを作るときのように)、フォークで模様をつけ時間をかけて焼いて、熱いうちに細長い長方形に切り分けるとスコットランド風のショートブレッドの出来上がり。