デザート

コーヒーアイスクリーム アイリッシュコーヒーソース添え

ブラウンブレッドとアイリッシュウィスキーのアイスクリーム

メレンゲガトー キウイフルーツ添え

カラメルムース プラリネ添え

カラギーンモス プディング

チョコレートカラギーン アイリッシュコーヒーソース添え

アイリッシュ クリーム デザート

アイリッシュ ウィスキー シラバブ

アイリッシュ ウィスキー トライフル

アイリッシュ シェリー トライフル

サマーフルーツサラダ スウィートゼラニウムの葉添え

グリーングーズベリーとエルダーフラワーのコンポート

カントリールバーブケーキ

アイリッシュ アップルケーキ

ライスプディング

ポーターケーキ

糖蜜タルト

アップルチーズケーキ

アイリッシュ カードチーズケーキ

バーンブラック(ティー ブラック)

キャラウェイシード ケーキ


コーヒーアイスクリーム アイリッシュコーヒーソース添え

6人前
砂糖55g
120cc
卵黄2個
生クリーム300cc
インスタントコーヒー小さじ3
熱湯小さじ1/2
  1. 卵黄をボウルに入れ、白っぽくなるまで泡立てる(卵白はメレンゲ用にとっておく)。
  2. 砂糖と水を厚手のなべに入れ、火にかけて砂糖を完全に溶かす。さらに弱火で加熱し、106〜113℃で、シロップが糸をひくまで煮詰める。
    この状態で、シロップはとろみがあり、スプーンですくって落とすと、最後の一滴が細い糸状になる。
  3. 卵黄を泡立てながら、2のシロップを徐々に注ぎ(このとき全てのシロップを注ぎきること)、バニラエッセンスをふり、更に泡立て続け、8の字が書ける位の白いムース状にする。
  4. インスタントコーヒーを熱湯小さじ1/2で溶かし、3のムース少々を加えて混ぜ、それをムースに入れて全体を混ぜる。
  5. 生クリームを、角が立つ位までゆるめに泡立て、ホイップクリームの体積が600ccになることを確認する。
  6. ホイップクリームを4のムースに混ぜ、ステンレスまたはプラスティック製の容器に注ぎ、ふたをして、冷凍庫で冷やす。

アイリッシュコーヒーソース
砂糖225g
75cc
コーヒー250cc
アイリッシュウィスキー大さじ1

  1. 砂糖と水を厚手のなべに入れ、砂糖を完全に溶かし、弱火にかけて薄いカラメル色に仕上げる。
  2. コーヒーを入れ、再び火にかけてよく溶かす。
  3. 火を止め冷まして、ウィスキーを加える。


ブラウンブレッドとアイリッシュウィスキーのアイスクリーム

パンのアイスクリーム??貧乏人のプラリネと言わないで。甘くてほろ苦く香ばしいブラウンブレッドが、ひんやりなめらかなアイスクリームと好相性。クッキー&クリームとプラリネアイスクリームを足して二で割ったような不思議においしいアイスクリームです。
9〜10人前
ブラウンブレッド(細かく崩す)175g
デメララ(なければ三温糖等で代用)125g
3コ
砂糖65g
アイリッシュウィスキー75cc
ダブルクリーム(なければ通常の生クリーム)450cc
ミントの葉適宜
  1. ブラウンブレッドのパン粉とデメララをボウルに入れて混ぜたものを天板に平らにならし、砂糖がカラメル状になるまで約10分間加熱して、冷ましておく。
  2. 卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎にかけながら白っぽくなるまで泡立てる。
  3. さらにウィスキーを加え、8の字が書ける位のムース状に泡立てたら、1、泡立てたクリームを加える。
  4. 3を容器に入れ、冷凍庫で冷やす。
  5. ミントの葉で飾り、ショートブレッドを添えて供する。

ブラウンブレッドと砂糖をオーブンで焼くときには要注意!10分加熱とはいうものの、オーブンのクセにより、ちっともカラメル状になってくれなかったり、あっという間に真っ黒コゲになってしまったり。目を離さずにいて!濃厚に仕上げたいときは卵黄だけを使用してもよし、全卵を泡立ててもよし、卵黄だけを使い、クリームを混ぜ込んだ後、最後にメレンゲにした卵白を混ぜ込んでも軽い仕上がりでおいしい。
お酒が苦手な人はアイリッシュウィスキーを加える代わりに牛乳やコーヒーでもGOOD。


メレンゲガトー キウイフルーツ添え

6人前
卵白2個分
粉砂糖125g
フィリング
生クリーム(泡立てる)150cc
キウイフルーツ(皮を剥き輪切り)4〜6個
飾り
ミントまたはレモンバーム適宜

  1. オーブンを150℃にあたためておく。
  2. 天板にクッキングペーパーを敷き、その上に19cmの円を2つ描く。
  3. 卵白と粉砂糖を乾いたボウルに入れ、固く泡立てる(ハンドミキサーで8〜10分程)。
  4. 3をふたつに分けてクッキンンブパーパーに落とし、あらかじめ描いておいた円に沿って、パレットナイフで平らに整える。このとき縁の部分が薄くならないように注意する。
  5. オーブンで45分間焼き、メレンゲが簡単にクッキングペーパーから持ち上がるようになったら、火を止め、オーブンの扉を少し開けた状態で、20〜30分冷ます(焼きあがってすぐにオーブンから出すとメレンゲにひびがはいってしまう)。
  6. 皿にメレンゲの1枚をのせ、上にホイップクリームを絞り出し(このとき飾りに少し残しておく)、キウイフルーツをのせて、もう一枚のメレンゲでサンドする。
  7. メレンゲの上5ヶ所に、ホイップクリームを絞り出し、小さく切ったキウイフルーツをその上にのせる。ミントまたはレモンバームの葉で飾る。
参考:このレシピにナッツを加えてもよいでしょう。メレンゲをクッキングペーパーにのせる前に、細かく砕いたアーモンド45gをクッキングペーパーにのせ、その上にメレンゲを落として形作り、焼き上げます。このガトーには、キウイの他、いちご、ラズベリー、ローガンベリー(ブラックベリーとラズベリーを掛け合わせて作った赤黒いベリーの一種)、桃、ネクタリンを挟んでもおいしく仕上がります。

カラメルムース プラリネ添え

6人前
砂糖225g
120cc
150cc
ゼラチン小さじ2
大さじ2
ホイップクリーム300cc
卵黄4個分
プラリネの飾り
皮つきのアーモンド30g
砂糖30g
  1. 砂糖と水を厚手のなべに入れ、火にかけて煮溶かす。さらに弱火でカラメル色に煮詰めたらただちに火からおろし、湯を注ぐ。
  2. ふたたび弱火にかけてカラメルにとろみがつくまで3〜4分煮る。
  3. 卵黄を白く泡立て、2の熱いカラメルを注ぎながら、生地がリボン状になり、8の字がかける位まで泡立て続ける。
  4. ゼラチンを水でふやかし、それを湯煎にかけて液状にし、3のムースの一部を加えて混ぜ、それをムースに注いで、泡を消さないようにそっと混ぜ込む。
  5. 4にホイップクリームをそっと混ぜ、型に入れ冷やし固める。
  6. 次にプラリネを作る。アーモンドと砂糖を厚手の小なべに入れ、弱火にかける。このときかき混ぜてはいけない。
  7. 砂糖が溶け、カラメル色になったらただちになべをまわし、カラメルをアーモンドの表面にまんべんなくコーティングさせる。
  8. 薄く油を塗った天板に7を流し入れ、冷えたら粗く砕く。
  9. ムースをホイップクリームの絞り出しとプラリネで飾る。

参考:生クリームの後、卵白2個分のメレンゲを混ぜ込めば、カラメルスフレになります。上記同様に冷やして固め、飾り付けをします。


カラギーンモス プディング

カラギーンモス(carrageen moss)はアイルランド南部・西部で採れる海草の一種。この呼び名はアイルランド沿岸の村の名、カラギーンに由来し、ゲール語で”小さな岩”を意味します。
カラギーンモスプディングは、古くから食べられてきているけれど、本家アイルランドでも最近の若者には縁遠いデザートらしい。日本でいうところの葛湯みたい?
伝統的にはしっかりと固めたものが主流ですが、下記分量で、柔らかくてギリギリ固まる位、フルフルに仕上げた方がよりおいしい。
冷蔵庫で冷やしたものに柔らかく泡立てたホイップクリームとブラウンシュガーを添えて、またはフルーツコンポートと合わせていただきます。

カラギーンモス8g
牛乳900cc
砂糖大さじ1
1コ
バニラエッセンスまたはバニラ棒少々
ブラウンシュガー適宜

  1. カラギーンモスは水に10分程浸してもどしておく。黒い部分、細かいゴミを取り除いたあと、牛乳と共に鍋に入れる(バニラ棒を使う場合はそれも入れる)。
  2. 1を沸騰させ、とろ火にして、20分程煮る。
  3. 卵を卵黄と卵白に分ける。卵黄をボウルに入れ、バニラエッセンス、砂糖を加えて混ぜる。
  4. 濾し器を通して、3に2の牛乳を徐々に注いでゆく。このとき卵黄が凝固しないよう、絶えず泡立て器でかき混ぜ続ける。
  5. この時点でカラギーンモスの一部は完全には煮とけず、ゼリー状に残っている状態。カラギーンモスの残った濾し器を、牛乳と卵黄の液につけ、しゃもじ等で押し付けるようにかき混ぜながら完全に溶かす。このとき、カラギーンモスが固ければ、牛乳と卵の液を鍋に移し、弱火にかけながら行ってもよい。
  6. 卵白を固く泡立て、メレンゲを作る。5を冷やし、固まりかけた所でメレンゲを加え、泡が消えないようそっと混ぜ込む。
  7. 軽く泡立てたホイップクリームとブラウンシュガー、またはフルーツコンポート等を添えていただく。
日本でカラギーンモスを入手することはすごく難しい。
だから寒天やゼラチン、本葛等で代用するしかないのだけれども、現地で食べてみて、独特のムッチリとした食感は寒天とは異質なもの。葛が一番近いかもしれない。
どれを使うにしろ、柔らかく仕上げるのがコツ!
くせのないやさしいミルクゼリーなので、ピスタチオ味にしたり、チョコ味にしたり、ハチミツやシナモンをかけたり、いろいろ楽しめる(邪道?)。

チョコレートカラギーン アイリッシュコーヒーソース添え

同じくカラギーンを使用したデザートですが、上記のカラギーンモスプディングとはまた違った食感のチョコレートムース。
チョコレートを湯煎にかけることも、卵を泡立てることもなく、ただただ材料を一緒に鍋に入れ、最後に濾すだけの簡単さ!ほろ苦いアイリッシュコーヒーソースがよく合います。

4人前
カラギーンモス20g
牛乳600cc
砂糖250g
チョコレート115g
サラダ油少々
コーヒー(濃く入れたもの)250cc
アイリッシュウィスキー大さじ1
90cc
サラダ油少々
ホイップクリーム適宜

  1. 牛乳を鍋に入れ、火にかける。カラギーンモスと砂糖25gを加え、沸騰したらとろ火にし、15分程煮込んで、カラギーンモスを煮溶かす。
  2. チョコレートを細かく刻み、1に加える。火を止め、ゆっくりとかき混ぜながら完全にチョコレートを溶かす。
  3. 2を濾し器に通す。ティーカップ等の型の内側に薄くサラダ油を塗り、液を注ぎいれる。
  4. 3を冷蔵庫に入れ、冷やし固める。
  5. 水と残りの砂糖を鍋に入れ、火にかける。砂糖が溶け、さらに薄くキツネ色に色づいたらコーヒーを加え、そのまま弱火でカラメルシロップを煮溶かす。火を止め、冷ました後ウィスキーを加える。
  6. チョコレートムースを型から外し、皿の中央に置く。軽く泡立てたホイップクリームを添え、5のコーヒーソースをかけていただく。
ゆるゆるに固め、メレンゲを混ぜ込んだものもよいけれど、こちらも悪くないです。
こんな風に古くから海藻を食べる国民というのは、日本とアイルランド位だとか。アイリッシュモスの異名を持つカラギーンだけど、近年は本場アイルランドでも珍しいものになりつつあるらしく、購入するには一般のスーパーではなく、健康食品店に行かねばならないらしい。
グルメブームに乗って、一時のティラミスみたいにブレイクしてほしいなあ。

アイリッシュ クリーム デザート

6人前
アイリッシュクリーム(セント ブレンダンズまたはビューリーズ)125cc
白ワイン(甘口)50cc
レモン汁大さじ2
砂糖50g
ダブルクリーム(なければ通常の生クリームで代用)300cc
レモンの輪切り適宜
  1. アイリッシュクリーム、ワイン、レモン汁、砂糖をボウルに入れ、泡立て器で砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
  2. 徐々にクリームを加えながら、とろみがつくまで泡立てる。最初は分離した状態だが、泡立て続けるとなめらかなクリーム状に変ってゆく(電動泡立て器またはフードプロセッサを使うとよい)。
  3. スプーンを使いワイングラス等に移し、冷蔵庫でよく冷やす。レモンの輪切りを飾って供する。


アイリッシュ ウィスキー シラバブ

4〜6人前
レモンの皮およびレモン汁大1コ分
はちみつ大さじ6
アイリッシュ モルトウィスキー大さじ8
ダブルクリーム(なければ通常の生クリームで代用)300cc
ナツメグパウダー少々
  1. レモンの皮、レモン汁、はちみつ、ウィスキーをボウルに入れ、風味が増すよう保存しておく。
  2. よく冷やしたクリームを泡立てながら、徐々に1を入れ、とろみがつくまで泡立てつづける。
  3. スプーンでワイングラスに移し、冷蔵庫で冷やす。ナツメグ少々を表面にふりかけていただく。

参考:このデザートは1〜2時間経つとシロップの成分が沈殿します。作りたて、または2層に分離した状態のどちらでもおいしくいただけます。


アイリッシュ ウィスキー トライフル

6人前
ロールケーキ(ジャム、できればラズベリージャムを挟んだもの)500g
アイリッシュ ウィスキー50cc
ラズベリー(冷凍のものでよい)250g
卵黄3コ
砂糖25g
コーンスターチ25g
ダブルクリーム(なければ通常の生クリーム)300cc
飾り
ホイップクリーム300cc
ラズベリー少々

  1. ロールケーキを1cm厚さにスライスし、1.2Lのガラスのボウルに敷き詰める。
  2. ケーキの上にウィスキーをふりかけ、その上にラズベリーをのせる(このとき飾り用に少々残しておく)。
  3. 次にカスタードを作る。なべにクリームを入れ、徐々に沸騰直前まで温める。
  4. 卵黄、砂糖、コーンスターチを白っぽくなるまでよく混ぜ、3を徐々に注ぎながらさらに混ぜる。
  5. 4をなべに戻し、絶えずかき混ぜながら、弱火でとろみがつくまで加熱する。
  6. 冷ましたカスタードを2のラズベリー層の上にのせ、冷蔵庫でよく冷やしておく。
  7. カスタード層の上にホイップクリームをのせ、残りのラズベリーで飾る。
参考:ラズベリーの代わりに、ミックスフルーツの缶詰や、フルーツゼリーを使ってもよいでしょう。

アイリッシュ シェリー トライフル

8〜10人前
スポンジケーキ2枚
ラズベリージャム225g
シェリー(料理用ではなくよい品質のもの)150〜175cc
5コ
砂糖小さじ1強
バニラエッセンス小さじ3/4
牛乳750cc
飾り
ホイップクリーム600cc
チェリーまたはスミレの砂糖漬け8コ
アンジェリカ8コ

  1. スポンジケーキにラズベリージャムを塗り、重ねる。
  2. 次にカスタードを作る。卵をとき、砂糖とバニラエッセンスを加える。牛乳を人肌に温め、少しずつ卵に加えながら、よく混ぜる。
  3. 2をなべに移し、弱火でとろみがつくまでかき混ぜる。このとき沸騰させてはいけない。
  4. スポンジを2cm厚さにスライスし、1.7Lのガラス製ボウルの底に敷き詰めて、シェリー酒をふりかける。カスタードの一部を入れ、その上に同様にスポンジを敷き、残りのカスタードを広げて、冷蔵庫で5〜6時間冷やしておく。
  5. いただく直前にホイップクリームを上部に広げて、周りをホイップクリームの絞り出しで縁取り、砂糖漬けのチェリーまたはスミレ、アンジェリカで飾り付ける。

サマーフルーツサラダ スウィートゼラニウムの葉添え

あっという間に用意できる、夏のフルーツを使ったおいしいデザートです。

8人前
ラズベリー110g
ローガンベリー110g
レッドカラント110g
ブラックカラント110g
ブルーベリー(好みに応じて)55g
アルパインストロベリー(好みに応じて)70g
ブラックベリー55g
シロップ
砂糖400g
450cc
スウィートゼラニウムの葉適宜

  1. フルーツをすべて白い陶製またはガラス製のボウルに入れる。
  2. 砂糖、水、スウィートゼラニウムの葉をなべにいれ、弱火で砂糖を煮溶かし、2分間煮詰める。
  3. 熱いシロップをフルーツの上にかけ、数時間味をなじませる。
  4. ゼラニウムの葉を取り除き、冷やす。ショートブレッドやゆるめのホイップクリーム、バニラアイスクリームなどを添えていただく。新鮮なゼラニウムの葉1〜2枚で飾る。
参考:ここではレモンの香りのする"Pelarigonium"を使用しました。このゼラニウムは、夏になるとかわいらしい青紫の花を咲かせます。
アルパインストロベリーは、家庭菜園で栽培しない限り、入手することの困難なフルーツです。この植物は1〜2年のうちにワッと繁茂するので、栽培していらっしゃる方はたくさんの実をお持ちでしょう。見た目にもかわいらしく、よい匂いがし、実は長期にわたり収穫できます。

グリーングーズベリーとエルダーフラワーのコンポート

5月の終わりから6月の初めにかけて、アイルランドの田舎をドライブしていると、エルダーフラワーのつぼみが目に飛び込んできます。その花を見ると初夏の訪れを知り、あの固い緑の実を求めて、グーズベリーの茂みを探して歩きます。グーズベリーはこの時期まだ青く、生では食べられませんが、タルトやフール、このレシピのようなコンポートにすればおいしく食べられます。
このようにエルダーフラワーはグリンーグーズベリーと非常に相性がよく、自然の絶妙なアレンジにより、同じ時期仲良く一斉に繁茂するのです。

6人前
グリーングーズベリー900g
砂糖450g
600cc
エルダーフラワーの花2〜3
飾り
エルダーフラワー適宜

  1. グーズベリーの上下の端を切り。エルダーフラワーをモスリンの布で包む。
  2. エルダーフラワー、砂糖、水を、ステンレスまたはホーローのなべに入れ、弱火にかけ、徐々に沸騰させ、さらに2分間煮込む。
  3. グーズベリーを加えて、実がはじけるまで煮込み、火を止めて冷ます。
  4. 美しいボウルに注ぎ、エルダーフラワーの花で飾る。

カントリールバーブケーキ

8人前
小麦粉340g
砂糖55g
ひとつまみ
ベーキングソーダ小さじ1/2
バター85g
1個
バターミルク(サワーミルク)*15g(大さじ1)
照り出し用とき卵少々
ルバーブ(みじん切り)675g
砂糖170〜225g
粉砂糖(飾り用)少々
直径25cmのパイレックス皿1
*バターミルクはバター製造過程でクリームから分離される酸味のある脱脂乳、ただし、今日市販されているものはスキムミルクを発酵させ、酸味を持たせたもので代用される

  1. オーブンを180℃に温めておく。
  2. ボウルに小麦粉、砂糖、塩、ブレッドソーダをふるい入れ、バターを加えてポロポロに練り込む。
  3. 卵をバターミルクで溶く。
  4. 2の小麦粉の中央に窪みを作り、そこに3の大部分を注いで、生地をまとめる。固いようなら卵液を追加して調整する。
  5. 台の上に粉をふり、生地を二つに分けて丸くまとめる(ひとつはやや大き目に)。大き目の生地はパイのふた用にとっておき、小さ目の生地を、小麦粉をつけた手で皿にのばし、ルバーブのみじん切りをその上にのせ、砂糖をふる。
  6. 縁に照り出し用とき卵を塗り、パイの大きさにのばした大き目の生地をかぶせて、縁を指で押さえてくっつける。中央に蒸気の抜ける穴をあけ、とき卵を表面に塗り、僅かな砂糖をちらす。
  7. あらかじめ温めておいたオーブンに入れ、ルバーブが柔らかく、表面がきつね色になるまで、45分〜1時間焼く。
  8. ルバーブのジュースが生地に染み込むよう、焼きあがった後15〜20分間おく。粉砂糖ををふって、ブラウンシュガーおよびホイップクリームの小鉢を添えていただく。

アイリッシュ アップルケーキ

ほんのり甘い生地の中に甘酸っぱいりんごがつまった素朴なケーキ。
これを作ると、家中にバターとりんごの甘い香りがして、ああ、秋も深まったなあ、などと幸せな気分になります。
アツアツのところを切り分け、たっぷりのホイップクリームをのせて、好みでブラウンシュガーをふりかけ、いただきます。

小麦粉225g
ベーキングパウダー小さじ1/4
バター110g
砂糖125g
1コ
牛乳50〜120cc
料理用りんご1〜2コ
レモン汁1/2コ分
クローブ(好みに応じて)2〜3粒
照り出し用卵少々
ホイップクリーム(七分立て)適宜
ブラウンシュガー適宜

  1. 直径24cmの耐熱性パイ皿に薄く油を塗っておく。小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるい、ボウルに入れる。
  2. 1にバターを入れ、指で混ぜ込んでゆく。全体が生パン粉のようにポソポソとした状態になったら、砂糖85gを加え、さらにとき卵1コ分、牛乳を加え、よく混ぜて柔らかい生地にまとめる。
  3. 2の生地をふたつに分け、一方をのばしてパイ皿に敷く。
  4. りんごの皮と芯を取り除き、4〜6等分してスライスし、パイ皿に並べ、レモン汁、残りの砂糖を振り掛ける(このとき好みでクローブを入れてもよい)。
  5. 残りの生地を平らにのばし、パイ皿にかぶせる(生地が柔らかいので少々難儀かも。破れてしまった場合はパッチワークの要領で補正する!)。端の部分をよく押さえあわせ、余った生地は切り取る。
  6. 表面につや出し用のとき卵を塗り、180℃のオーブンで40分焼く。
  7. 表面がこんがりときつね色になったら取り出し、熱いうちに、軽く泡立てたホイップクリームとブラウンシュガーを添えていただく。
アイルランドにあるような酸味の強いクッキングアップルは日本で入手するのは難しいかも。リンゴの種類により、レモン汁と砂糖の増減で、好みの味に仕上げます。
加熱するとピューレ状に煮崩れていくあちらのリンゴと比べ、日本のものは焼きあがった後でも果肉がしっかり残り、果汁が出ます。気になる場合は、あらかじめリンゴを煮て、果汁をとばしておくとよいでしょう。

ライスプディング

55g
砂糖30g
バター適宜
牛乳600cc

  1. 600ccのパイ皿に米、砂糖、バターひとすくいを入れ、沸かした牛乳をそそぎ入れる。
  2. 180℃のオーブンで、1〜1時間半加熱する。表面がきつね色に焼け、内部の米が柔らかくクリーミーになったら出来上がり。生クリームとブラウンシュガーをかけて供する。

ポーターケーキ

ブラックスタウト(黒ビール)は、ギネス、マーフィー、ビーミッシュ等お好みの銘柄を。
ただ材料を混ぜて焼くだけなのに、黒ビールのほろ苦さとコクが活きたフルーツたっぷりのケーキです。

小麦粉450g
ひとつまみ
ベーキングパウダー小さじ1
白砂糖またはブラウンシュガー(なければ三温糖で代用)225g
ナツメグパウダー小さじ1/2
オールスパイス小さじ1/2
バター225g
サルタナス450g
オレンジピール(またはその他のドライフルーツ)55g
砂糖漬けチェリー55g
黒ビール300cc
2コ

  1. オーブンを180℃に温めておく。
  2. 直径20cm深さ7.5cmのケーキ型を用意し、周囲と底面にオーブンペーパーを敷く。
  3. 小麦粉、塩、ベーキングパウダーを共にふるいにかけ、ボウルに入れる。砂糖、スパイス類を加え、バターを入れて混ぜる。
  4. フルーツ類を加え、卵を黒ビールで溶いたものを注いでよく混ぜる。
  5. 型に流し入れ、オーブンで2時間半焼く。
我が家は小人数なので、上記の半量を1時間強焼いて作ります。甘すぎず、ドライフルーツもたっぷり入っているので朝食にぴったり、焼き立てよりも時間が経った方が味がなじんでおいしさが増すみたいです。
中に入れるドライフルーツは上記のようにいろいろとあった方がうれしいけれど、あるものだけでも大丈夫、クルミを入れてもおいしいです。

糖蜜タルト

アングロサクソン系アイルランド人によって伝えられたお菓子のひとつです。

直径20cmのタルト皿1台分
タルト生地
小麦粉125g
ひとつまみ
バター65g
ラード25g
砂糖小さじ1
卵黄1コ分
フィリング
生パン粉175g
ゴールデンシロップ325g
レモンの皮すりおろし1コ分
レモン汁50cc
飾り
ホイップクリーム適宜

  1. まずタルト生地を用意する。ボウルに小麦粉と塩をふるい入れ、さいの目に切ったバターとラードを加えて、ボロボロのそぼろ状になるまでよく混ぜる。
  2. 砂糖、卵黄を加え、こねながら生地をボール状にまとめる。
  3. ラップに包み、冷蔵庫で30分以休ませる。
  4. オーブンを190℃に温めておく。
  5. 打ち粉をした台の上でタルト生地を薄くのばし、型に敷きつめる。
  6. フィリング用の材料を全て混ぜ、型に入れ、オーブンで20〜30分、表面がキツネ色になるまで焼く。
  7. 出来立ての、または冷ましたタルトにホイップクリームを添え、いただく。

アップルチーズケーキ

りんごの甘酸っぱさと、クリームチーズのコク、底のビスケット部分のサクサク感が見事にマッチ。
レアチーズケーキだけれど、ちゃんと全卵使い切るところがうれしい。
りんごをびっくりする位入れるけれど、煮込むと随分とカサが減るのでご安心を。
アイルランドのクッキングアップルは、酸味のメリハリが強く、煮込むと自然にピューレ状に煮崩れていくのですが、日本では入手できない(多分)ため、紅玉等なるべく酸味の強い品種を使い、砂糖、レモンの量を増減して調整します。

直径20cmのケーキ型1台分
バター(室温に戻す)40g
ダイジェスティブビスケット120g
料理用りんご(皮・芯を除きスライス)800g
レモン汁1コ分
砂糖60g
2コ
クリームチーズ(室温に戻す)200g
粉ゼラチン(湯に溶かす)12g
生クリーム(七分立てに泡立てる)200cc

  1. ビスケットを細かく砕き、バターを混ぜ、ケーキ型の底に平らに敷き詰める。
  2. りんごは皮、芯を除き、4〜6等分したものをスライスし、鍋に入れ、レモン汁を加えて弱火で煮る。汁が蒸発し、柔らかく煮崩れてきたら(20分位)、火を止め、砂糖、卵黄を加えて混ぜる。
  3. 2にクリームチーズを加え、混ぜ込む。
  4. 卵白を角が立つまで泡立てる。
  5. 生クリームを七分立てに泡立てる。
  6. (熱湯に振り入れる、またはふやかして湯煎にかける等、各ゼラチンに指定された方法で)湯に溶かしたゼラチンを3に加え、氷水をなべ底にあてながら、軽くとろみが出るまで混ぜながら冷ます。
  7. 6に、4のメレンゲ、5のホイップクリームを混ぜ、型に流し入れる。フィリングが固まるまで冷蔵庫でよく冷やす。
煮込んだりんごはフードプロセッサにかけて、ピューレ状にしてもよいけれど、果肉がゴロゴロ残っている方が私は好き。
りんごを煮込むとき、お酒を加えてもおいしい。
土台のダイジェスティブビスケットは、レーズン入りのものを使っても、アクセントになってよいです。

アイリッシュ カードチーズケーキ

18世紀から伝わるカードチーズ(カッテージチーズ)を使った焼き菓子です。当時はタイムやシェリー、ときにはローズウォーターで香りをつけ、ドライフルーツを加えることもありました。

直径20cmのタルト皿1台分
タルト生地
小麦粉125g
ひとつまみ
バター65g
ラード25g
砂糖小さじ1
卵黄1コ分
フィリング
バター(室温に戻す)50g
砂糖50g
レモンの皮すりおろし1コ分
レモン汁1/2コ分
シナモンパウダー少々
卵(白身と黄身を分ける)3コ
小麦粉大さじ3
カッテージチーズ(裏ごしタイプ)375g
トッピング
1コ
砂糖大さじ1
溶かしバター25g
小麦粉大さじ1

  1. まずタルト生地を用意する。ボウルに小麦粉と塩をふるい入れ、さいの目に切ったバターとラードを加えて、ボロボロのそぼろ状になるまでよく混ぜる。
  2. 砂糖、卵黄を加え、こねながら生地をボール状にまとめる。
  3. ラップに包み、冷蔵庫で30分以休ませる。
  4. 打ち粉をした台の上でタルト生地を薄くのばし、型に敷きつめる。
  5. フィリングを用意する。室温に戻したバターと砂糖をよく混ぜ、レモンの皮、レモン汁、シナモン、卵黄、小麦粉を加えてさらに混ぜる。
  6. 卵白を角が立つまで泡立て、5に加えて、型に流し入れる。
  7. トッピング用の材料全てを混ぜ、6のフィリングの表面に広げて、160℃に熱しておいたオーブンで、1時間から1時間15分焼く。表面がキツネ色になり、フィリング部分が固まったら出来上がり。
  8. よく冷ましてから型からはずし、表面に粉砂糖をふりかけ、ホイップクリームやヨーグルトを添えていただく。

バーン ブラック(ティー ブラック)

ブラック(brack、アイルランド語でbreac)とは、斑点のついた状態をあらわし、生地に入っているドライフルーツからこの名がつけられました。バーン(barm)は、イースト発酵した液体を表す古い英語beormaから来ています。
バーンには、イーストを使い砂糖が殆ど入らないパンに近いものから、砂糖やバターをたっぷり使いベーキングパウダーで膨らませる焼き菓子タイプのものまで数々の種類がありますが、ここでは紅茶を使ったティー ブラックと呼ばれるケーキタイプのものをご紹介します。
ハロウィーンには、バーンに指輪やコイン、指ぬき、豆等を生地に入れ、焼くことで未来を占うそうです。 指輪が入ったバーンを切り分けられたらその年に結婚するとか、お試しあれ!

サルタナス110g
レーズン110g
ブラウンシュガー(なければ三温糖等で代用)180g
紅茶(濃く入れたもの)300cc
小麦粉220g
ベーキングパウダー小さじ2
オールスパイス小さじ2
1コ

  1. ドライフルーツと砂糖をボウルに入れ、熱い紅茶を注ぐ。軽くかき混ぜながら砂糖を溶かし、一晩置いておく。
  2. 円形または長方形の型の内側にオーブンペーパーを敷く。
  3. 小麦粉、ベーキングパウダー、スパイスを合わせてふるい、1に入れ混ぜる。さらにとき卵を徐々に加え、よく混ぜる。
  4. 生地を型に入れ、表面を平らにならして、160℃に温めておいたオーブンで1時間半焼く。
  5. 冷めたら型からはずし、密閉容器等に入れて保存する。(伝統的には)バターを薄く塗って供する。
ちょっとクリスマスプディングやトーハトのオールレーズンみたいなコクのある味。砂糖の分量が多く、焦げやすいので、弱火でじっくり焼くのがポイントです。

キャラウェイシード ケーキ

しっとりとしてバターとキャラウェイシードの風味のきいたケーキ。こちらも卵の白身と黄身を分けたり、泡立てたりすることがないので、材料を全て混ぜ、あとはオーブンに入れるだけの手軽さです。

直径18cm高さ7.5cmのケーキ型1台分
バター170g
砂糖170g
3コ
小麦粉225g
アーモンド粉(好みで)小さじ1
キャラウェイシード大さじ2
ベーキングパウダー小さじ1/4

  1. ケーキ型の内側にオーブンペーパーを敷いておく。
  2. バターをクリーム状に練り、砂糖を加え、徐々にとき卵を加えてゆく。
  3. 小麦粉、アーモンド粉(好みで)、ベーキングパウダー、キャラウェイシードを2に入れ混ぜる。
  4. 生地を型に入れ、表面を平らにならして、上部にキャラウェイシード少々(分量外)をふりかけ、180℃に温めておいたオーブンで50〜60分焼く。
  5. 網の上で冷まし、型からはずして、密閉容器等に入れて保存する。
ひぃぃぃ..ちょっと失敗しました。「ベーキングパウダー小さじ1/4ぽっちぃ?」と一袋全部入れてしまい、うちは小人数なので、上記の2/3量を浅めの型に流しいれ、オーブンに入れて待つこと40分、幼稚園児がよくかぶる帽子みたいなものがオーブンの中で膨らんでいる!!!(上記写真参照)
意外にも(?)夫には好評で、「98点」とか言っていたけれど...
上記分量の70%位まで砂糖を減らしましたが、我が家ではこれで丁度よい甘さでした。