30回パタゴニアスピーカーズシリーズ/原告はアマミノクロウサギ(96/10/26)
パタゴニア・ストアでの自然の権利裁判劇

10/26(土)にJR目白駅についた時は、陽もとっぷり暮れてましたが 私が早くから行ったのがまずかったんでしょうが、30分程、表で待ってました。(他の人も十数名待ってたけど)パタゴニア・ストアは、何やら自然派の洋服&小物屋さんなんでしょうか?センスの洒落た(なんだこの表現は)お店の中で、洋服とか展示してあるのを、どかして床に座布団を敷いてから見学する事になりましたが、尻が痛い。別にパタゴニア・ストアの中で強いて、実行する意味が今一つわかりませんが、93年頃から30回程イベントをやってるので、常連も多そうです。 さていきなり始まったのは、法廷劇「自然の権利」ですが、5m四方位の空間にざっと30名ばかり詰め込んで、劇が始まったもんだから、相当恐かったです。劇を見るという準備がなかったからでしょうが、目の前で(特に座っていたから目線が上になる、威圧感充分)ピューィピューィと言われても、かわいいというよりも、アングラ劇的な感想が先に立ってしまって・・・。(ビデオ見て判ってる筈なんだが)この後は、籠橋弁護士が写真と質疑応答をされてましたが、予備知識がありますからすんなりと、頭には入ります。米国の動物を原告にして勝訴する話や、裁判官に色々な注文や手管を使ってアプローチする話など、直に聞けて楽しい。アマミノクロウサギを原告にするという、一般人からすると奇妙な構図も、こうやってお話を聞いてみると、反論したくなる欲求よりも、非常に当たり前の事を普通に働きかけているだけな感じを受けます。(私の場合はそれだけ足を突っ込んでるので、違和感が無いだけかもしれないが)この後、新劇の人とNACS-Jの人とでお酒を飲めたんで、かなり有意義な1日でした。


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