'自由主義史観を批判する(97/2/11)
■2月11日(火)
「自由主義史観」の問題と歴史教育の課題 14時〜、東京都・立川市中央公民館(立川駅 )。講師・山田朗。五〇〇円。教育フォーラム“ひと・びと”
国連・憲法問題研究会で講演されていた、山田教授(明治大学)の講演です。基本的には
1月の講演と同じですしレジュメも同じ。違ってた所は、前回、文京シビックセンター
で質問が出てた「慰安婦の聞き取り調査で出た国民服の証言の間違い」を、記憶の圧縮
と転化で説明をしてました。
慰安婦の証言に信憑性が無いとする「自由主義史観」の主張に対して、元々聞き取り調
査さの難しさと、扱いを慎重にしなければならない話です。特にマスコミに載ってしまう
「慰安婦の証言」はセンセーショナル的に扱われがちで、吟味を忘れてしまう事の難しさ
や、それを証言の批判に扱うべきで無いと主張されています。