'韓日シンポジウムに参加(97/3/1)
■3月1日(土) 朝鮮独立運動78周年記念韓日共同シンポジウム 文京区民センター2F
3/1は、朝鮮の独立運動に関して特別の日のようで1919年に日本の統治下
において独立運動が盛んになったそうです。今日は「3/1朝鮮独立78周年
記念韓日共同シンポジウム」に参加してきました。
最終的には180名が集まった集会ですが、韓国から民主主義統一連合の構
成員を招待しての講演会。沖縄の一坪反戦運動家の方と協調して韓国内
の米軍基地撤廃に力を入れている形。キム・ヨンハン(米軍基地対策委員
長)とチョウ・ソング(事務処長)の講演では、従軍慰安婦問題に関して
韓国側の提案を話されました。要約すると、国がこの件に関して明確な
態度を取る事が大事である事を強調(慰霊碑を建立など)。
日本人側の新美隆(弁護士)氏は、国際法的な問題に関して「日韓請求権
協定」にはまだ使いきってない話がありました。どうやら解釈というか
詳細の部分で、補償の道を開く話なんですが、難解過ぎて理解不能。
又、一般人の質問で(社会科の教師)昨今の自由主義史観に関して、いわ
ゆる公文書の提示をする必要性を、パネラーに問いかけてましたが、
その答えとして公文書は、元々常に残るとは限らずに、戦後の処分され
る可能性がある事。国側が、資料を開示していない可能性がある事。
などから「公文書の有無」で論争をしても実りが少ない、と返答してい
ました。
また、元々微妙な問題の為に客観的証言が(加害者側から)出る可能性も
あまり期待できない風にも話がある。
慰安婦が戦争時の作戦用物品として扱われている話もありまして、人権
を考慮していない(1940年当時、既に女性の人権に配慮した国際法もある)
というもう非道の話ですから、これは加害者である日本が傲慢性を発揮
して「自由主義史観」なんてモノを支持するならば、他国から見れば最
低と判断されてもしょうがない。国辱モノは結局、自由主義史観の連中
なわけです。