日比谷公会堂での公開審理(97/5/8)
日比谷公会堂での公開審理 Pagoriに行ってきました。日比谷公会堂は初めて。結構大きいです。1000人位は 入るだろうと思える。今日は暑くてけっこうだるかったですが、それなり に報道陣もいて(フジテレビのクルーは確認したが)、それなりににぎや かでした。 審理は1:30pm〜4:30pmで、一般傍聴席で聞いてましたが、客層がスーツ姿 のサラリーマンタイプと主婦らしい女性&大学生風のオニイチャン型と、 なかなか範囲は広い。ちなみに前列の報道陣席と企業側の席がガラガラで 一般傍聴席からあふれた人が座ってました。私の席からでは、この一般傍 聴と報道陣と企業側の席しか見えなかったので、1階の(私の席は2階〜 3階)地権者席の具合は見えなかったですが、かなり集まってたように思 える。拍手の数がハンパじゃなかったですし。 今回の審理は、トラストの森の強制収用をするために、都収用委員会がと して8人位の有識者(大学教授とか弁護士とか不動産屋とか)に判断して もらう為に、処分組合側と反対派の、言い分を比較するわけです。 まだ第一回目ですが、組合側が1時間、反対派は2時間貰って、それぞれ の主張を展開する。今日の組合側は、ゴミ処分場の公益性を中心に、その 重要性を丁寧に説明、反対派は過去の組合側の妨害工作(と断定すべきか どうかは微妙だが)と組合側が情報公開をせずに、裁判所がその罰金として (強制金?)一日30万円を払っている不条理さ(今では2億円近くたまっ てるが)と、組合の不正と不誠実さを強調していました。 この問題は、非常にシビアな観点からすれば、ゴミ処分場を作らないで処 分をする方法論を行政が作れない限り、どっかに最終処分場は作られると 言える。問題は、その処分場が、充分に安全ならば良いのですが、どうも その部分で、安全対策が「ゆるい」。そのゆるさを、もうちっと厳しく、 出来なければ、まずいのですが、今の処分組合側はそうゆう部分で信用さ れていないようです。まあ、情報公開しない時点で、信用できるわけが無 いのですが。 |