「みどりの日」を批判する集会 (97/5/25)


■5月25日(日)


日 時:平成9年5月25日(日)
場 所:文京区区民センター2A
時 間:05:30pm〜09:30pm
参加費:500円

主催:
「みどりの日」・植樹祭・天皇の南米訪問に反対する共同行動

講師:
太田昌国(ラテン・アメリカ研究)
池田五律(反天皇制運動連絡会・V)

集会

「天皇のブラジル・アルゼンチン訪問問題集会」
疲れた・・・今日は日比谷公園まで回って電気自動車の展示見てこよう と思ったのですが、代々木公園の間違い。あんな広い所を動き回ったも んだから、疲労する。 まぬけな話は置いといて(^_^;、いつもの集会報告です。この集会は、 何故かNIFのFenvの方で告知がありまして、違和感があったもんで見学 してきた。 非常に簡単に要約すると「天皇陛下の南米の訪問は、日系移民の帰属 意識を高揚」するという話です。陛下への反発が「非常に強く」感じ られますから、象徴天皇への危機意識的な論理構築は、なかなか強硬 ですし、柔軟な姿勢は見られません。講演者の方も、参加者も若い人 がいるのですが、どうもそうゆう部分では妥協するという雰囲気は無い。 この集会の主催は「みどりの日」や天皇陛下による植樹祭に関しての 反対運動を支援する団体らしいので、ブラジル・アルゼンチン訪問問 題と共催しているのが、不思議と言えば、不思議。「みどりの日」に 関する報告はJGREEN3-2で書いときますが、この皇室外交の批判を、 どれだけ「一般化」して普通の人にも納得させるのかは、結構難しい と思っていますが、常に批判をする人々って存在は、必要かもしれな い。どんな対象であっても、その批判を押しつぶしてしまう世界より は良いですし、その批判するものが生き残っている事が、逆に健全な 社会として我々も安心できます。


「みどりの日」を批判する集会
JHEIWA3-1で「天皇のブラジル・アルゼンチン訪問問題集会」に参加 してきましたが、その主催に「みどりの日」や天皇陛下による植樹祭 に関しての反対運動を支援する団体が、入っています。 天皇陛下の問題は置いといても、その植樹祭のありかたがある意味で 批判すべきならば、突いても良いとも言える。 会の報告では「植樹祭」をする事で、自然の山谷を切り開き人工的な 場所で、植木をするのに数十億(なんでも建設費用や警備の費用で、 100億円〜160億円は行くと想像しているようです)も使い、一体全体 何のための行事なのか、非常に疑問であるという話。 税金を無駄に使ってしまうのも批判の対象ですが多分こうゆう行事的 な話は陛下が率先して命令しているわけでもないでしょうし、それを 計画したり実施したりする県や国の意向を、是正する方向の方が、良 いかもしれない。それ以上に無為な、土木工事をする企業と県側の姿 勢を叩くべきかもしれない。 しかしそうゆう事を批判するのも結構難しいとも言える。事前に情報 公開もしないだろうし、これをまともに批判するとアレ的な雰囲気で 嫌悪されるかもしれないし。 まあでも非常に大規模な土木工事的な話として、今まで話題に昇って ませんから、そんなに破壊的な状態じゃないのかもしれないけど。



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