「歴史教育とアジアにおける日本人のありかた」(97/5/31)


■5月31日(土)


日 時:平成9年5月31日(土)
場 所:早稲田奉仕園
時 間:04:00pm〜06:30pm
参加費:500円



集会

今日は「歴史教育とアジアにおける日本人のありかた」 Pagori


早稲田奉仕園で参加してきました。(^_^;なんかどんどん環境問題と 離れてくるな。非常に簡便に要点をまとめると「東南アジアに友人 を作りましょう」と、相手国との親和を説いています。(非常に大 ざっぱなんで顰蹙だけど) 3人の講師の方々は予備校の先生や現職の高校教師の方で、親韓派 の方々です。説くに高校の先生の方は、現場で在日朝鮮人の教え子 達を支援するような形で朝鮮半島の文化や情報を与えている、大変 元気な方達です。関東圏の先生なんですが、同和教育や差別問題に 対して関東圏では教えていないとやや残念がっていました。 日常にある隠された差別に対して憤慨されている事が、明解に語ら れて、理解はしやすかったです。 私は関東圏の人間ですし、身近に部楽問題も無かったわけでそうゆ う知識は大分後になってから仕入れています。(郷里の方には少し そうゆう部分もあったけど、理解していなかった)これは私の感想 めいた話なんですが、関西圏の人達の中には東北圏を馬鹿にすると 言うと語弊がありますが、やや下に見ている的な風習が残っている 話も聞きます、お高くとまってるって感情でしょうか?良い意味で 地元を誇りがあるのですが悪く言えば差別しているわけです。 本当は比べるのは悪い事なのかもしれないけど、実際に在日の人達 への差別が、今でも残っていわけですから、何とか解消して行かな くていけない。この講演の中で「結婚差別」が今でも残っているの を聞くと、その根深さは日常感覚から外れて見える。外れて見える けど、それを気にする人達は残っている。 どうも私は外国人に対しての差別意識を幼年時から教えこまれてい なかったので、だれそれが在日朝鮮人でも、オランダ人でもインド 人でもインディアンでもピグミーでも、同一線上にしか感じない。 さらに書くと、青森県出身でも長野県でも岐阜でも愛知でも大分で も、同一線上にしか感じない。なんか区別があるんだろうかといつ も不思議に思える。実感が無いです。そうゆう実感が無い人が一杯 いる気もする。 でもどうしても気になる人って居るらしい。それが不思議でもある。 んがしかし、やっぱり祖先が有名だったり名を知られた家系だった りすれば、当人が誇らしく思えるのだろうなとは、想像出来る。だ から逆の負の感覚も、あり得るだろう事までは判る気もする。 しかし、そこまで差別的になれるのだろうか、とやはり実感が無い。 今の所、それが正直な感想です。だから逆に今回の講演で、講演者 の方々の熱意をいまひとつ実は共感してなかったのです。(^_^;



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