いどばた会議6月例会(97/6/20)
■6月20日(金)
場所:神保町区民会館
時間:6:30pm〜9:30pm
資料代:700円
講師特になし
議題:
(1)日常生活に氾濫しようとしている放射性物質
(2)川越市で5%の節電を達成!
(3)日本全国の原発の新設・増設計画は、その後どうなっているか
講師の先生が来る集会では無かったので、円座を組んで報告会的な集会。
放射性物質を一般廃棄物として扱えるようにする方針を原子力委員会が
打ち出してます。
(1)日常生活に氾濫しようとしている放射性物質
05/13 16:50 放射性廃棄物を一般産業廃棄物に
時事通信ニュース速報
=許容基準値の設定を諮問−原子力安全委=
原子力安全委員会(都甲泰正委員長)は十三日、原発などから出る廃棄物について
、これ以下なら放射性廃棄物として扱う必要がないとする放射能レベルの下限の基準
値を設定する方針を決めた。二十七日に開く同委の放射性廃棄物安全基準専門部会に
諮問し、一年程度で結論を得たいとしている。
来世紀初めから原発の解体が本格化すると、放射能レベルの低いコンクリートや金
属などの廃棄物が大量に出てくる。このため、放射能が一定レベル以下のものを一般
の産業廃棄物として処分できる基準を作ることで、処分場所の確保が難しくコストの
かかる低レベル放射性廃棄物の量を抑えるのが狙いとみられる。
同部会は放射線影響評価などの専門家約十人でつくる作業グループを設置し、国際
原子力機関(IAEA)の報告などを基に放射性物質ごとの基準値を検討する。
ごく少ないとはいえ、放射性物質を含む廃棄物を普通の産廃と同じ扱いにすること
には反原発派などの反発も予想される。
[1997-05-13-16:50]
ある意味で危険な兆候とも言えます。
(2)川越市で5%の節電を達成!
04/09 16:22 川越市の節電 年間使用量は前年比5.4%減
NHKニュース速報
埼玉県川越市ではこれ以上原子力発電所を増やさないようにと去年から
節電に取り組み、市の施設の一年間の電気の使用量は前の年より五パーセ
ント余り減りました。
これは、おととしの高速増殖炉「もんじゅ」の事故をきっかけに、川越
市役所が去年四月から市の施設で節電に取り組んでいるものです。
市役所では、昼休みに市民の窓口のほかはほとんど明かりを消したり、
職員がエレベーターの代わりにできるだけ階段を使ったりしています。
その結果、市の施設でこの一年間に使った電気の量は前の年より五・四
パーセント減り、電気料金も五千万円余りの節約になったことがわかりま
した。
市では、今年度から太陽の光を利用した発電を取り入れる家庭に補助金
を出すことにするなどクリーンなエネルギーを普及させる取り組みも始め
ました。
一方で、原発そのものに反対しているという誤解を避けようと、新しく
作ったポスターには原発反対の運動ではないことを明記しました。
川越市の舟橋功一市長は「原発に賛成、反対という両極端ではなくて、
電気の消費者の立場から原発を増やす必要のないよう、今後も続けていき
たい」と話しています。
川越市の試みについて東京電力の広報部は「電気を大切に使っていただ
いていることは大変ありがたいことです。原発については安全を第一に考
えていて、エネルギー資源に乏しい日本にとって、これからも原発は必要
だと考えます」と話しています。
実は集会の内容が、拡散しがちでまとめにくかったもんで。
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