劣化ウラン弾(97/07/22)
■7月22日(火)
場 所:神保町区民会館
日 時:7/23(火)6:30pm〜9:30pm
資料代:700円
問題提起者:広瀬隆さん、藤田裕幸さん他。
22日の6:30pm〜「いどばた会議」に参加してきましたが、その中でイランの
「劣化ウラン弾」で、子供たちが白血病に罹患したり、経済制裁で医薬品が
あまり輸入出来なかったりして、幼年者がばたばたと死んで行く現状の報告
がありましたので、その部分を紹介します。
これは「木曜通信」というたんぽぽ舎内から発行されている、小冊子に特集
も組まれていますが、湾岸戦争時に「劣化ウラン弾」を大量消費をした事で
帰還した米兵の子供たちに障害が表れています。
四肢異常で腕がサリドマイド児と同じような短肢になっている写真もありま
す。(これは米国の「LIFE」誌の表紙の写真です)砲撃した側にも障害が出て
いる位ですから、ばらまかれたイラン側も相当ダメージがあると推測するの
は間違いは無いでしょう。
実際に、イランへ医薬品を届けた人から、その病院内で医薬品がろくに入ら
ない話も聞けましたし、写真を撮った子供たちの中で、数ヶ月たってみると
写っている子供たちの中で、死んでしまった子供が多い。と涙ぐむながら話
をしてもらえました。
こうやってみると、経済制裁の中での困苦はこちらが想像するよりもヒドイ
事が理解できる。北朝鮮は、情報が入りやすいですが、イランの状況はそれ
以上に大変らしい。
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