ストッププルトニウム市民集会(97/08/09)
■8月09日(土)
長崎プルトニウム原爆忌―ストップ・プルトニウム市民集会
時間:14時〜17時
料金:800円
場所:東京都・渋谷勤労福祉会館(渋谷駅)
プログラム:
講演と報告・前野良・菊川慶子・坂本国明ほか。
菊川慶子さん「青森を核のゴミ捨て場びしないで!」
加藤功一さん「ストップ!未臨界核実験」
主催:ストップ・プルトニウム首都圏連絡会
ストッププルトニウム市民集会 Pagori
8/9に渋谷の勤労福祉会館で開催された、「長崎プルトニウム原爆忌−ストッ
ププルトニウム市民集会」に参加してきました。
この日はロシアの参戦だかの日らしく、自転車で渋谷まで行く途中で右翼の街
宣車にかなり遭遇してます。新宿でも渋谷でも遭遇した。で、集会の方は84名
参加の結構、人が集まってます。集会後は、渋谷の街中を駅に向けて、デモ行
進。土曜の午後ですから、今風のナウイ(死語?笑)若者やら、ルーズソックス
の女学生やら(夏休み中でも学生服・・気合い入ってるなぁ)、渋谷の流行の先
端行くようなカッチョイイ店の前で(なんかハデというか調和性が無いというか
、あの雰囲気は何なんだ(^_^;)警察に前後を挟まれながら、デモしました。
ああうゆうのも結構快感なんですが、デモ行進から外れた場所で、一緒に動い
ていると、通行人の会話とかが聞こえてくる。
かなり冷めた反応で、これも理解できなくもない。ただ、通行人が果たして
プルトニウム関連の事実を、理解して批判するなり意見するなりしていると
は、まあ思えないでの、結局は「情報が無い状態で判断」しているに過ぎな
いと、私は思える。昔、自分(Pagori)も、こうゆう反対運動を、「何も知ら
ないで反感」を持っていたわけで、やはりそうゆう話なんでしょう。
講演の内容を書いてないな(^_^;
もちろん原子力発電の危険性(というかハイリスク)を主張していますが、
各講演者の話をまとめると(乱暴だなぁ)、まず地方へ原子力委員会の情報
案内などが欲しいとの話。情報の連携性を求めています。又、一般人の中に
は、原子力発電所で作っている電気を使って反対運動をする欺瞞性を質問さ
れる話もある。私の考えでは、企業がその危険性を無視したものを押しつけ
ている現状に、批判を加えられないならば、どんな公害問題であっても、文
句は言えないし、それこそ水俣の場合ですら批判も訴訟もしちゃあいけない
って変な理屈になる。そんなものを黙っててどうすんだ、って話ですね。
ある消費品が欠陥品であったとして、メリットを受けているのだから、文句
言うな。なんて話は無い。
欠陥TVを買って、火事を起こすかもしれない。でもTVを見れるんだから
その可能性を無視して使え、なんて話は誰も納得できないでしょう。
原子力発電のそのハイリスク性は、非常に高いわけです。とくに核廃棄物の
処理方法の不安定さは最悪とも言えます。そうゆう部分を無視して、原子力
発電を押しつけられている我々が文句を言わないで、誰が批判して、よりロ
ーリスクのものを選択させるのか、逆に聞きたい位なもんです。(^_^;
それは、置いといて、未臨界実験の話も少々出てまして、これも重要な話か
もしれない。ただ日本でこれへの共感を得るのも結構難しいような気んもす
る・・・。
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