ウラン廃棄物ずさん管理事件は許せません! (97/09/13)


■9月13日(土)

ウラン廃棄物ずさん管理事件は許せません!  9.13緊急市民集会
時間:午後1時30分開場、午後2時開演
料金:700円
水道橋こんぴら会館(03-3811-2038)
場所:文京区本郷1-5-11(水道橋駅下車)
内容:
・動燃東海の放射性廃棄物ずさん貯蔵事件の概要と青森県六ヶ所村の廃棄物管(沢井正子 原子力資料情報室)
・理動燃改組(講師交渉中)
・動燃の乱脈経理(山崎久隆 たんぽぽ舎)
主催:原発とめよう!東京ネットワーク


会場 「ウラン廃棄物ずさん管理事件」の集会 Pagori
9/13に「水道橋こんぴら会館」(いやここは初めてだったけど)で動燃の ドラム缶水没貯蔵事件の説明を聞きに行きました。主催は「原発とめよう !東京ネットワーク」。 もうこの事件もTVや報道で説明されていますが、低レベル廃棄物をドラ ム缶に詰めて保管をしていたのですが、その管理がずさんというか、ドラ ム缶を貯蔵していた場所に雨水が溜まってしまい、ドラム缶も腐食。その 為に、周辺の放射能汚染の検査をした所、付近の井戸などの検査では大丈 夫だったようですが、貯蔵をしていた付近の土壌からは、ウランの濃度が 基準の120倍と検出された話。これは、ドラム缶の腐食で漏れた放射能では 無いとの判断だそうですが(ウラン鉱さいを埋め立ていたものを、間違っ て掘り出して、そこにドラム缶を設置したらしい。その鉱さいが表土に出 て汚染をしてる。) 基本的な事は、各社配信と同じですが、資料として「浸水があった貯蔵施 設」の図表なども貰えた。 そして30年経過した、この低レベル放射性廃棄物を、管理できない、管理 の名目で予算を貰っても、別の目的で流用する、流用された予算の使い道 が不明、などかなり危険そうな話が出ている。そして今度の動燃の解体、 再編成では、数十年前の廃棄物貯蔵の管理を、又別の部門が管理できない まま、移行された場合、更に管理が不明確になる話も出ている。 貯蔵といいながら、監視もしていない(表土の放射能レベルや内部の状況) のでは、単に埋め棄てているのと同じ。それが現状だろうし、最先端の科 学を扱う機関が、こうも叩かれるのも、いい加減な姿勢だからでしょう。 信頼されるべき施設ならば、もう少し万全な体制を敷いて欲しいけど、そ れは高望みなんだろうか?。


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