「地球温暖化シンポジウム COP3 50日前」
(97/10/12)
「地球温暖化シンポジウム COP3 50日前」
時間:13:00〜17:40pm
料金:500円
場所:オリンピック記念青少年総合センター
主催:気候フォーラム
97'10.12「地球温暖化シンポジウム COP3 50日前」 Pagori
オリンピック記念青少年総合センターで、気候フォラームなどの主催で
COP3関係のシンポジウムを拝聴してきました。
おおまかな内容は、日本と米国のCO2排出規制を「無効」にするような、
動きへの牽制の話が、多かったです。通産省が提示するようなデータの
背景が不明との意見もある。
政府の予想反してWWFやECなどの試算で20%近くまで削減できる話もある。
結局、日本は議長国でありながら、達成すべき目標をわざと下げるような
姿勢なわけで、最悪最低の状況です。こんな話だったら議長国なんざなる
必要性が無い。(^_^;
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読売新聞「CO2削減の経済的影響試算」(09/30 06:04)
「通産省は二十九日、地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2))の国
内排出量を、二〇一〇年に九〇年比で五%削減する場合の経済的影響に関
するモデル試算をまとめた。それによると、排出量を九〇年水準で横ばい
とした場合と比べ、産業活動の縮小により雇用が百十七万〜百七十五万人
減るほか、実質国内総生産(GDP)で一・七〜二・六%の減少に相当す
る影響が出る、としている。」
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と、経済的に悪化する話を出してますが、省エネ技術を導入し、コストを
下げて、新技術への意欲を見せれば、結果として産業活動は拡大するし、
エコ技術の先進国として動けるという事になる。
その中でハイブリッドカーなどの技術で、燃費が2倍になる。さらに技術
を磨けば3〜5倍にもなる可能性もある。結局、特するわけです。今の現
状では、技術革新に、意欲が無くなった、環境技術後進国として来世紀を
過ごす事になる。意欲が無くなれば、衰退するの当たり前。
とにかく政府は、原発を作ることで、CO2排出に制限を加えるとか、最悪の
選択をする気ですから、まあどうしようもないですね。(廃棄物の処理コス
トが膨大になり初めて、結局それに金が回ってしまう)
日本は、政府レベルで何とか、現状のまま、技術を導入せずに終わらせるつ
もりです。同じく米国もその意見に従っている。実際は、逆な気もする。米
国の意向を受けて、議長国の日本が米国の主張を通り易くする為に動いてい
るようでもある。
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