亀井ゼミ企画「渡る世間はいじめばかりか？」 (97/11/15)

時間：1:00pm～
料金：300円
場所：高田馬場、日本マスコミ専門学校

亀井ゼミ企画「渡る世間はいじめばかりか？」 Pagori 11/15に高田馬場にある専門学校の講習会で亀井ゼミ企画「渡る世間はいじめばかりか？」に参加してきましたが、現場で取材をしている人達の話を拝聴できて勉強になりました。週刊「金曜日」の5/9版を会場で買えたのでパラパラ読んでいると「不登校」の話が出てます。不登校が学校の管理教育の結果として生まれたものなのか、今の子供たちが「集団に迎合して動きやすい体質」があり、クラスに30人居るとその29人までが1人を排除してしまう構造の為なのか、見解が異なりますが、どうも最近は「孤独」で居る事を極端に怖がる。仲間外れをされたくないから、すぐに「同調」して排除行動をしてしまう。人間は基本的には孤独なもの。でもその個の部分を押しつぶして「集団」に同調する。同調できないものは、結局、居場所が無くなって潰れてしまう。居場所なんて無理矢理作ればいいし、集団で行動する必要すら「無い」とは考えない。でも考えたって実際、集団で「行動を起こされたら」、個人で対応するのは結構、大変です。また、学校側はその生徒一人の為に労力を使えないのも事実。そして、最近の子供は「より大人に近い」感性で「損得勘定」を考えるらしく、どうしても「集団で動く」事を優先します。そんな話を聞けました。私の頃は、クラス内でも「派閥」的な小グループがいくつもあり、決して一つに同調するような事は無かったですが、最近は違うのでしょう。

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