インドネシアのＮＧＯはなぜ活発なのか
(98/01/31)
ＮＧＯをめぐる経済システム
時間：16：00〜19:00
料金：800円
場所：早稲田奉仕園
講演：小野久祐氏
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インドネシアとＩＭＦ Pagori
韓国の経済危機でＩＭＦによる改革が始まっていますが、同じくインドネシア
への影響も大きく、現地で活動しているＮＧＯも銀行から資金調達が難しい様
子であること聞けたAPEXセミナー「インドネシアのＮＧＯはなぜ活発なのか
ＮＧＯをめぐる経済システム」に参加してきました。毎度、お勉強になります
が、知識ゼロのところから入り込むと毎度大変です。(^_^;
私はどっちかつうと韓国の話の方が興味がありましたが講演者の小野さんの感
触では、韓国の方は一息ついた感じのようです。前回、アジア記者クラブの公
演で重村氏は今年から大変な状況になることを韓国国民が知ることになり金大
中大統領（になる予定）への批判が強まることを予測されていましたが、それ
とはまた異なるようです。というよりもインドネシアは韓国以上の経済危機で
かなりつらい状況が語られていたわけで、実際のところ現地でのＮＧＯの活動
に支障が出ているのではとお考えのようです。それでも日本から今「円」で支
援をするとずいぶんと助かるのでは？とも語っていました。
アジアの経済危機は、何よりもまず「日本の責任」でもあるようで、日本の低
迷がインドネシアの経済危機の要因の一つになっている。現地では工場閉鎖が
起こり始め暴動の可能性すら出ているそうです。ルピアの価格が1/5〜1/6位に
まで落ち込んで、インドネシアの国銀ですら外国にLC(信用クレジット)を開設
できずに、外国から輸入できない。今は天候不順にインドネシアの米不足の話
もあるようで。ここに食料輸入ができないとなれば・・・・
なんか話が暗めですが・・・・(^_^;
とにかく今、影響が一番出るのは「貧困者救済プログラム」で、インドネシア
の政府から資金（銀行から貸し付け）を得ていたＮＧＯはもろにダメージを食
らっているそうです。ただ他の外国から資金援助（この場合は募金とかそうい
う話になるのでしょう）を得ているＮＧＯはそれほどでも無いのでは？との話
もありました。
日本がこのまま低迷を続けると、他のアジア諸国にも影響は出るわけですが、
今日本でどんな景気対策があるかつうと・・・(^_^;
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