「食と農、そして暮らしを創りなおす」 (98/02/15)


WTOには邪魔させない?!

時間:11:00〜18:00
料金:1000円
場所:江戸東京博物館
講演:講演者・参加者多数


「食と農、そして暮らしを創りなおす」 Pagori 15日に江戸東京博物館で「食と農、そして暮らしを創りなおす〜WTOには 邪魔させない?!」という講演会を拝聴してきましたが、どうも最近の農業 は更に圧迫されているようで国内で農産物を作るのがだんだんと困難になっ ている状況を聞けました。 WTOが推進する貿易自由化というか農産物を大量に売りたくて仕方が無い 国からすれば、日本が国内で自給されると困るという話。このあたりの話は ごちゃごちゃあるのですが私は環境面からのお話の方が興味がありました。 国内で農家として成り立たなければ、その土地が別の目的で使用されます。 そうなれば「農業があることで保たれていた生態系」を破壊することとなり 固有生物の生物を死滅さるせるかもしれない。 そうなれば「国土の環境景観保全」を保てなくなるという話。 人間は人工環境で生きて行く事が出来るほど適応性がありますが、他の生物 はそうは行きません。一度死滅すれば、その種は永遠に居なくなる。それよ りも・・・と延々と書けるけど、このお話は「野生動物」の保全の話になる と思われる。 日本は自給自足できない状況を無理矢理創りながら、一方では自給自足の為 か?干潟を干拓したりします。?もう整合性もあったもんじゃない(^_^; 米が余りながら、米を作るために自然の浄化システムを壊したりしているわ けで、まったく不思議な国です。 どにらにしろ、今回の集会も新しい動きを読めたので貴重でした。

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