「遊就館(YUSHUKAN)を見学に行く」 (98/04/12)
| 実はこの日は他の集会の見学会に行くつもりが、時間に遅れるわ集合場所の高 校が判らないわ、で結局、単独で見学することにしました。はっきり言うと今 の今まで、靖国神社に入った事が無かったわけで、今回初めてですね。そうゆ う事で、見学してみるとやはり戦中を懐かしむ人達が多いというか、一種独特 の雰囲気がある。それでも御老人ばかりではなく、かなり若い家族連れも多く 、桜はほとんど散ってますがそれでも人出はほどほどにあります。 「遊就館」の前ではこれも軍属に居た方なんでしょうか30数名が記念撮影を していた。早速、300円を払って中に入ると薄暗い館内で、それほど多くも 少なくも無い人数が見学してます。この日は日曜でしたが、それでもまばら。 「遊就館」は2階建てでゆっくり見学しても1時間は居られませんし、それほ ど展示物は多くはない。その中で館内の目玉は「遊就館」の中央にある大ホー ル。そこには、艦上爆撃機の「彗星」や、人間魚雷の「回天」、ロケット特攻 機の「桜花」などが展示されてます。「桜花」の小ささなんかも、実物(だよ ね)を見ると、本当に小さい。これに乗せられてつうのも・・。 「人間魚雷 回天」の「全国回天会」のパンフも貰ってきましたが、何という か、搭乗員のほとんどがいわゆる兵隊さんじゃなくて学生(兵学校・機関学校 ・予備学生など)だった話を読むと、これも暗然と感じる。 ついでに「月例映画上映会のご案内」で「天皇陛下とブラジル」と題して遊就 館で上映会があるようで。同時上映に「自由アジアの栄光」と「靖国のこころ」 も併映するようです。一応、拝観料(遊就館の入場料)以外はいらないような ので興味にある方はどうぞ。日曜日ですね。 ついでに「日本の息吹」という小冊子も貰ってきましたが、西尾幹二氏が5/3に 講演をするようです。やはりこっち方面で活躍されてるようです。 さらにこの冊子を読むと集会関係が出てます。左側の集会は行ったことがあるけ どこっち側は無いで興味もある。「昭和の日」国民実現大集会なんてのもあるの か。昭和の日って何だ(^_^;? で「日本の息吹」ではやはりというか「誇りある国づくり」を目指してるようで やたらとその手のアピールが多いです。これもあまり一般的には語られるメセー ジでもないですから、不思議と言えば不思議な感じがする。 一般国民は「日本の誇り」なんぞを考えて生活しているわけでもないですし、そ れを「誇るべき」と考えるよりも、さらにナチュラルにあるがままの日本を大事 にすべきなんだろうなと思える。 で、その肝心の「日本の風景」を守ったり「日本の誇るべき風土」を守るべき話 が最近、いい加減ですから、あまり「日本の誇り」を持ち出されても。 それよりも、失われた日本の心をブラジルに求めているかのように見える話もあ る。どうも「天皇陛下とブラジル」というビデオテ−プ(今月上映会もある)が それのようです。 これも後学のために見た方がいいかな。 |