『レヴィジオン〔再審〕』創刊記念シンポジウム (98/08/03)


「歴史の再審とはどういうことか」
時間:14:00〜21:00(16:30まで拝聴)
場所:文京シヴィックセンター
料金:600円
主催:社会評論社
はじめは、また文京区民センターと勘違いしてそっちの方に移動してから気が 付きましたが(^_^;シヴィックセンターの方でした。 『レヴィジオン〔再審〕』創刊記念シンポジウムということで、40名前後、 集まってお話を聞きましたが、はじめは田村大次郎(って漢字があっているか 判りませんが)の「春婦伝」を紹介しながら、半島の従軍慰安婦について語ら れていました。ただ後で書籍検索で探しても著作者も本も見つからない(^_^; 既に廃刊になって久しいのか、単に調べ方が悪いのか? その部分が不明ですが、講演では、実際の本を持ってきてますから古書とし ては存在するのかもしれません。(講演で見た本も相当、古そう)出版が194 7年くらいだそうですから、終戦からそれほど経過してません。 ストーリィーは太平洋戦争のころ、日本が中国に駐屯していた頃を、題材にし て語られております。 私は、実際の本をまだ見てませんから、読んで判断はできませんが、いわゆる 天皇を信じきって戦争をしていた頃のお話ですから、何というかその批判的な 部分を読みたいわけです。 2度ほど映画にもなったそうですが、「暁の脱走」という題名。しかし原本と 同じ内容にはせずに、やや内容を変えているとの事。これも古い映画で、私は 調べようがない。映画の検索、HomePageとかもあるんだろうけど? もう一つの講演は、米国が原爆投下をすることへの「正当性」を訴えておりま したが、その件に関して、なぜ米市民がそれを許容するのか?という心情を分 析されていました。簡単に言うと、戦争の終結が早まったから、原爆投下その ものは「正しかったんだ」と思いたい、そう思わされている米市民。という感 じです。 今回は、講演だけ聞いて帰りましたが、今回は『レヴィジオン〔再審〕』とい う半年に1回程度出版する、雑誌の発行記念ですが、かなり専門的な本ですか ら、私が読んでもよく判からんと思う。 手に取ることがあったら、ちょっと立ち読みでもしよう。

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