シンポジウム「地球のヒーロートーク」(98/10/31)
米国のデビット・ブラウアーさんを招いての講演を拝聴してきましたが、私は
デビット・ブラウアー氏をよく知らない。(^_^;
土曜日に、オリンピック記念青少年センターで開催された「地球のヒーロート
ーク」で、久しぶりに代々木公園にあるセンターに行きましたが、毎度のこと
ですが、ここにあるレストランでセルフサービス的にオカズを取れるし、飲み
物も無制限に飲めるので好きです。(^_^;
もっとも、そんなに食えるもんじゃないのですが。
講演は音楽あり、映画あり、講演ありでかなり充実していました。人数もそれ
なりに集まっていましたから、成功の部類に入ると思います。
デビット・ブラウアー氏に関しては、貰った資料を見てみると著名な登山家で
環境運動に盛んに活動をされた方、保全団体も数個造ってます。そこが自立を
するとまた新しく作っていく、とかなり精力的です。
その精力的な働きが、米国のダム建設を止めさせている。治水も大事ですが、
無用に護岸をしてしまうと、別の点で問題が出てくる。特に最近は、川の両岸
からの地下水の流れ込みを制限してしまうために、河川からの有機物の流れ込
みが減り、海を枯らしてしまう話もあります、人間のすることが全部間違って
いるわけでもないですが、正しいことばかりでもない。影響をよく判っていな
いで環境をいじると他の部分に不都合が出てくる。という話です。
今回も、日本の干潟の問題を扱ってましたが最近は非常に注目されやすいです。
特に、無用とも思われてきた干潟の、水質の浄化力を確認されているのですが、
行政側は、それをあまり重視していないようで、やや残念な話と思ってます。
デビット・ブラウアーさんは、今回はブループラネット賞を受賞されるために
来日されてますが、高齢にもかかわらずに今でも活躍されている。そのバイタ
リティーに感動してます。
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