「国際環境NGO映像祭」(98/11/22)



時間:10:00〜14:30
場所:シニアワーク東京
料金:1200円
主催:法政アイランド・トラスト
パネルディスカッション 漫画家のヒサクニヒコさんが来てましたね。今回はパネルディスカッションで 司会をされていた、今回はEIA(環境調査エィジェンシー)の録画した映像 を見せてもらいましたが、いわゆるペット問題と、ウミガメの違法取引の問題 を扱ってます。ペット問題の方は、南米産の野生のオウムの捕獲の問題を扱っ てます。 オウムの問題は古くから聞いたことはありますが、やはりペットとして捕獲を したものが、米国などに送られる。ただし、個体の死亡率がけっこう高い。  そのために数を確保するのに、大量に捕まえる。そうなると、個体が減ってい く。悪い循環です。人間がそのようなペットとして購入することを止めればい いわけですが、なかなかそうはいかない。(^_^; やはり好事家という人達もいますし、珍重する人達がいる限りは変化しようが ないのですが、最近になってそれも変化している感じもする。 徐々に、野生動物を売り買いするのが「まずいんだ」という認識も社会的に構 築されはじめている。良いことと思える。 ウミガメの違法取引の話は、やはり旅行先の「みやげもの」としてまだ珍重さ れている。需要があるから捕獲するし売る。 そのような状況が続くと、天然資源の方が枯渇してしまう。 結局は、現地の人達の生活の糧を無くす可能性があるわけです。しかしそこま で考えて捕獲する方も動いてない。そうなると、資源そのものが無くなってし まう可能性が大きい話です。 もっとも最近の報道では、 「07/24 17:35 タイマイの卵がふ化 世界初、名古屋の人工砂浜  共同通信ニュース速報」 室内の人工環境下でタイマイ(ウミガメの一種)が交尾をして産卵できる環境 を作れる話も出てます。ただ、そこまでして、動物の体の一部の利用を続ける 必要があるのか?少し疑問もあります。代替遺品も一杯ありますし。 ワニ皮とかベッコウなんかを使い続ける意味合いがなんとなく無い感じもする。 昔は、それでも「めったに手に入らないから珍重する」という希少性を求めて 身につけたのでしょうが、いまそれを求める人って?だんだんと居なくなって いる感じもするな。

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