「いろりばた会議12月例会」(98/12/02)


「◎プルトニウムを原子炉で燃やす危険」
「◎原子炉防災を考える」
「◎原発の裁判闘争勝利に向かって」

時間:18:30〜21:00
場所:神田区民会館
料金:700円
主催:いろりばた会議
集会中 昨日は、いろりばた会議に参加してきましたが、プルサーマル関係のお話が中 心です。 最近のニュースでも扱われている 「11/24 17:35 福島第1原発で低レベル廃棄物ドラム缶に腐食 NHKニュース速報」 も報告がありました。このドラム缶は16〜30年程度の保存でぼろぼろになって いるようで、日本原燃では補修をして貯蔵施設に移動する予定ですが、まあ何 十年も何百年も保存できるような話でもないです。 プルサーマルは、プルトニウムを再利用して何回使う話ですが、その施設の建 造にも研究開発費が必要ですし、扱いもどんどんと複雑になる。危険性も高ま りやすい。 原子炉の問題は、効率とかCO2の軽減とかそうゆう利点以外に、半減期が何万年 もある「廃棄物」の問題です。これがたまり始めている。 また管理したり維持したり、する設備の費用も馬鹿高い。 本当に、原子炉を使い続けるメリットがあるのか?疑問も出ます。それよりも もっと安全で無尽蔵に使える、風力や太陽電池などをもっと効率化する方法を 考えた方が良いのかもしれない。 今回は、電気自動車の話も出ていましたがやはり、使い終わった電池の処分を 心配する声もありました。 私なんかは、先に大気汚染の方をなんとかしてもらいたいですから、なるべく 化石燃料は使わない方向で動いて欲しいので、電気自動車はあんまし反対はし たくない。

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