(99/01/23)
| 今月の「いろりばた会議」ですが、「３月結審の『もんじゅ』裁判をめぐる モロモロの話」と題して、ナトリウム火災事故を起こした「もんじゅ」の安 全性に関しての裁判の話が拝聴してきました。 簡単に書くと、高速増殖炉「もんじゅ」は、設備的にも複雑で事故が起きた 時の被害も大きい。 既に他国では廃止が決定され、新しく開発しようとしている国は、先進国で はなく「順先進国」の国々。扱いもやっかいな設備をこの国々が開発を始め 、日本やイギリスのような事故を起こし、より破壊的で危険な事故にならな い保証は少ないように思える。 原子力発電の場合は、燃料を生産する段階でも被爆の可能性もありますし、 使い終わった後の「廃棄物」も危険。それを処分するために膨大なお金も必 要になる。これ以上、原子力発電所が必要なのか？もっと安全なエネルギー を追求するべきなのでは？ と考えても、原子力を推進する側はそんなことは考えてくれません。(^_^; それよりも新しい「核廃棄物を貯蔵」する場所を、確保するために動いてい る話も聞かせてもらいましたが、何か知らないうちに日本国中に「核廃棄物」 を埋める場所を作り始めているようで、怖い。 |