「上野の不忍池」(98/11/08)
ハシビロガモ(♀) 上野の不忍池に行ってきましたが、不忍池の由来を調べるためには、現地の資料 を貰った方が、早いと思ったもんで弁才天でパンプを見つけてくる。 えーっと「東叡山寛永寺 不忍池弁天堂略記」(パンフの方では弁の字は古い字 を使ってます)の中で「二.不忍池」から 「(略)不忍池という名は、上野台地が忍が岡といったのに対して約500年程前 からこう呼ばれていました。池の広さも次第に埋め立てられて現在では昔の約 三分の二ほどになりましたが、この池は 池水も深く、いつも涸れることもなく 水が湧いていました。(略)」 と、人工的に埋めたてられたいたような、話も出てます。もちろん埋めたての事 実もあるようですし、なによりも終戦後に、池全体を埋めたてて野球場にしよう という話まである。 少なくても1400年代から、不忍池はあったようです。 で、結局は本屋で探したんですが、「上野のお山を読む 上野の杜事典」谷根千 工房発行を、見つけた。 ここでは、不忍池は海が退いたことで、沼沢が出来て、江戸の築城中には今の3倍 はあったとも伝えてます。 不忍池を池として造成したのは弁天島を造成したと、同時のようですね。それま では、沼として存在していたようですが、大雨が降るとあふれていた。 ただその沼なりを不忍池と呼んでいたのは、500年ほど前からで、人工的な池とし て完成させたのは、弁天島を作ったのと同時のようです。
カワウ ユリカモメ
マガモ カワウ
オナガガモ ペンギン

撮影:Pagori / 撮影器材:SONY MVC FD-91 加工 : ES-3000 Card Reader Utilityを使ってます。