オーストラリア。。。
といえばグレートバリアリーフが有名です。
しかし、広大なこの国には、まだまだたくさんの見所が存在します。
ダイバーの永遠の憧れ。。。
「ジンベイザメ」
この魚に逢える確率が一番高いのは、エクスマスをおいて他にはないでしょう。
そして、やはりもう一つの憧れとも言える。。。「イルカ」
パースでは高い確率でイルカに逢うことが出来ます。
もちろん、ジンベやイルカ以外にもマンタを初めたくさんの種類の魚達に出会えます。
ここでは、そんなマイナーでビッグなオーストラリア西部の海を、ほんの少しですが皆さんにご紹介してみようと思います。
.....Special Thanks to ///Yasuyo Yamaya///.....
ニンガルリーフ
グレイトバリアリーフよりは小さいが結構大きなリーフ。パースの海と違って年中暖かい。3月から4月にかけては、あのジンベイザメが出る。このころはプランクトン(ジンベイのえさ)が多いので透明度は落ちるがそれでも20mぐらいは見える。ジンベイを見るツアーに参加すれば、ほぼ100%(!)に近い確立で3m〜8mぐらいのジンベイザメにお目にかかれる。ただし、ほとんどスノーケリング。人懐っこい子供のジンベイがボートの周りをくるくる泳ぎまわることも・・・。運が良ければウミガメにも会える。この時期は同時にタイガーシャークが出る時期でもある。サンゴの産卵もこの時期。7月から8月には野生のジュゴンが出る。しかし、これはさすがに運が良くないと見られないようだ。4畳半(!)ぐらいのマンタ、ブラックマンタも出る。カツオノエボシも出るので気をつけて!私がいる時も1人救急車で運ばれていた。全体的に魚は大き目。
ピア・ジェッティ
ネイビーの敷地内にあるのであらかじめ現地のダイビングショップに申し込んでおかないと入れてくれない。野生のエミュー(オーストラリアの鳥)が敷地内をうろうろしている。ロックのかかった鉄の門を開けて車で桟橋をわたり、そこで器材をブリーフィング。ちょうど2階ぐらいの高さなので、器材を背負ったまま階段を降りないといけない。エントリーポイントも狭く、水面まで1m半ぐらいある。エキジットはラダーで。水深5mぐらいしかなく透明度もあまり良くないが、ここのすごさは魚の大きさ!!運動会のリレーで使うバトンほどの太さが有りそうなアオヤガラがいたるところで体をくねらせて泳いでいる。主のようなインディアン・ロービング・グルーパー、桟橋の足場の下にはオオセ(英語ではウォビゴン)、どれを見ても直径30p以上ある(中には50pぐらいのものも)ゴンズイ玉、イトヒキアジの群れ、キャットフィッシュ、バラクーダ、ミノカサゴ、他にもいっぱい。(オーストラリアではミノカサゴはあまり見られない)とにかくそのすべてが巨大!絶対に1度は潜りべき超おすすめポイント!!

ロットネス島
ロットネス島周辺にはたくさんポイントがあり、どこもうねりがあることが多い。
雰囲気は南紀の海に似ているが、透明度はいい。
底が砂地のところと海藻の所がり、透明度はどちらもかわらないがインド洋の固有種が見られる。
ライセンスを買えば(たしか45$で、誰でも買える)なんと魚介類の採取がOK。
1人につきイセエビは2匹(但し、メスの卵をもっているものはダメ)、あわび9個まで、その他魚介類は必要以上に採らないことと、スピアガンなどで刺した獲物はすぐに水からあげることが条件である。インド洋の固有種はもちろん、ウィーデゥシードラゴンも見られる。水温は夏でも22〜24度ぐらいと低い。ちなみに気温は42〜43ぐらいになる。湿度は低い。
ロッキンハム
パースから車で40〜50分ぐらいのところ。ビーチからのエントリーで、もともと講習によく使われているポイントである。沈潜が3隻あってロープでガイドラインのようにつながれている。講習生だけに潜らせるのはもったいないポイント。浅くて砂地なのに透明度は結構良い。見たこともないような大きなクラゲや、ナイトダイビングでは眠っているタツノオトシゴにご対面。

シャークベイ
パースから車で7時間ぐらいのところ。イルカで有名なモンキーマイアはここ。湾の中はかなり浅いが、かなり流れている。ダイビングサービスやボートはないと思う。私が行った時はトローリングボートで出た。他で見るより一回り大きなバッファローブリームの壁が現れた。大きなケーブもある。特別どうというポイントでもないが、ここの魚たちも少し大き目。途中、シェルビーチ(shell beach)がある。ビーチが砂ではなく全部小さな貝殻で、潮が引いていると遠くまで貝殻の上を歩いていける。ちょっとだけロマンチックかな?

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