スペンサーシリーズ


私が中学の時の読み始めて、その時既にかなり出てたから、随分長いシリーズですね。 このシリーズについてはよくいわれることだけど、確かに、当り外れがあります(笑)。 元々、筋書きの凝った謎解きに重点の置かれている作品ではないように思います。 このシリーズの魅力は、人物描写ですね。 軽口をたたく探偵スペンサーがどういう奴か、相棒ホークがどういう奴なのか。 各作品の脇キャラとの絡みによって、恋人スーザンとスペンサーは、御姫様とナイトの関係に近いとか、 主にスペンサーの生き方が丹念に描かれています。私個人としては、彼の、誰に何と言われようと自分の好きな 自分であり続ける生き方が好きですね。 だから、筋書き自体外れでもしっかり最後まで読んでしまう・・・。

しかし、スペンサーは自分の父とほぼ同年代だということに気づいてショックを受けました。 だって、同じこと言ってるんだもの。昼から酒飲むと眠くなるとか。あまりにリアル(笑)。 一番の傑作はやはり「初秋」。「レイチェル・ウォレスを探せ!」も好きです。

ちなみに最新刊「悪党」について。 ん〜正直言ってハズレの部類ですね〜、筋書き(笑)。 とはいえ久し振りにスペンサーとホークの会話を読んで、やっぱいいわって感じです。 新しい強敵、灰色の男についても今後再登場を期待してます。
で、スペンサーに言いたいことがあるんですけど。 私もスターバックスのコーヒー大好き。でも、ダンキンはミスタードーナツの方が美味しいよ〜。 日本においで。


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