★うちのお店は「関東風」★



果たして「関東風」お好み焼きとはなんじゃら?


関東風ってどういうこと??…妙に気になりだして、調べてみました。

お好み焼きといえば、世の中は「関西(大阪)風」か「広島風」が主流の二代政党時代であります。しかし、お好み焼きは、ご当地もの(その地独特のもの)が非常に多く、食べれば食べるほど、奥が深い。 よく「なに風のお店ですか?」と聞かれますが、当店は「関東風」をうたっております。店主のこだわりです。

1. 基本的には、具材を全て一緒くたに混ぜ混ぜして、どっかんと鉄板にのせれば焼けるようになっていること。様々な種類の具材が用意されていること。

ルーツを辿りますと、東京のお好み焼きは遊戯料理でした。様々に用意された沢山の具材の中からあれもこれも…と色々チョイスし、がやがや焼くこと自体が楽しみだったのです。ですから、ただ混ぜれば焼けるというように、子供でも誰でも焼けるよう単純化されているのだと思います。例えば、豚ばら肉は混ぜ込めるように小さく切ってあります。お客様の自由になんなりと。焼く過程も楽しんでいただくのが関東風なのです。

2. 味が関東の味であること。

それぞれお国によって味の好みが違います。現在はメディアや人の往来によって距離の垣根は低くなってきているとはいうものの、依然として食文化の違いは存在しています。よく言われるように、関西と関東の味覚嗜好の違いって本当にありますよね。私が初めて大阪でお好み焼きを食べた時、お味のこってりさと見た目の派手さに驚愕した記憶があります。

当店の場合は、特にソースにこだわりがあります。甘口、ぴり辛は手間をかけた自家製ですし、中濃ソースは板橋のユニオンソースさん(オタフクソースに買収されたみたいですけど)のものを長く使っています。また、当店のミックスはお好み焼きがブタ&イカでなくブタ&アサリであること、これは特徴的だと思われます。アサリといえば、深川飯などあるように、古くから江戸の名物なのです。

3. もんじゃ焼きがあること。

とはいうものの…!。
お客様の様子をうかがっておりますと、世の中のお好み焼きイメージは、関西風か広島風の二極化が進んでいるように感じます。関東風、がんばれー。食育にもお奨めですよ〜。


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