Nik Baertsch's Mobile, _Perpetual Rhythm_ SuperDeluxe (六本木), http://www.super-deluxe.com/ . 2005/10/14 19:00- - Mobile: Nik Baertsch (piano), Mats Eser (marimba,vibraphone,percussion), Sha (bass clarinet,contrabass clarinet), Kasper Rast (drums); Body Garage (butoh dance): Imre Thormann, Yoshie Ogiwara, Tomomi Tanabe. スイス (Switzerland) の "new music" シーンから出てきた piano 奏者 Nik Baertsch のバンド Mobile のライブを聴いてきた。 ミュージシャンに関する予備知識がほとんど持たずに行ったライブだったが、 intelligent techno / drum'n'bass 以降ならではのリズムを繰り出すノリの 良い演奏が楽しめた。 ライブは19開演で6時間連続というもの。21時から約1時間、Imre Thormann 率いる Body Garage による舞踏のパフォーマンスも加わった。パフォーマンスの終わり の時以外、明確な曲の区切り、起承転結無く演奏が続いた。そういう所も DJ プレイを人力でやっているような印象を受けた。パフォーマンスを終わった 後は、会場の雰囲気もラウンジな感じになり、演奏も抑え目になったので、 23時前には会場を後にした。 演奏は、piano や marimba、vibraphone が細かく反復するフレーズを重ね minimal music のようなノリを作りだし、drums が入れる強拍が、ギクシャクした drum'n'bass のような効果を出していた。bass / contrabass clarinet も 明確なメロディを吹くというより、bleep 音のような断片的なフレーズで ベースラインを取ったり、drone のような音を響かせたりという感じだ。 派手に盛り上がっている時は Carl Craig の Innerzone Orchestra あたりを、 ちょっと落ち着いた展開のときは John Hollenbeck の Claudia Quintet あたりを、 舞踏の伴奏の際にあった繊細な音出しのときとかは The Necks あたりを 連想するようなこともあった。とても個性的な音・演奏という程でもないが、 間近で大きな聴いていると気持ちよいものはあった。 SuperDeluxe の告知によると Nik Baertsch's Mobile は来年に ECM からの リリースを予定しているという。その作品も楽しみだ。 Body Garage の舞踏パフォーマンスは、Thormann のソロの時は存在感あって られていいと感じた時もあったが、一昔前の学童の男女の制服姿をした 女性ダンサーが加わった所は少々外しているようにも感じられた。 2005/10/14 嶋田 丈裕, http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/talk/index.html