The Killer Shrews "The Killer Shrews" (Enemy, EMY141-2, '93, CD) - Jon Langford, Gary Lucas, Tony Maimone MekonsのJon Langford,NYフリージャズ界隈のギタリストGary Lucas,Pere Ubuの Tony Maimoneの3人のプロジェクトThe Killer Shrewsの作品。Last ExitやDefunkt、 Sonny Sharrock Bandや、Knitting Factory Worksの配給で知られるジャズのレーベル Enemyからのリリースというのが、怪しさを誘う。 Pere Ubu "Histroy Of My Life"、Mekons "I Love Mekons"と。去年すばらしく 脱力感と緊張感を合わせ持った作品を出したバンドのメンバーか絡んでいるだけに、 飛びついてしまった。 仕上がりとしては、Mekonsをもっとロックぽくした感じ。歌声は予想されるほどより へろへろではない。 2曲ばかりBarbara Maningがデュエットしている曲があって、これが、女性の声に はっとされられるものがあってよい。 クレジットにHello, Marc Rileyとあるのが泣かせる。 Mekons "Millionaire" (Quarterstick, QS23CD, '93, CDS) で、"I Love Mekons"からのシングルカットも買ってしまった。ライブの3曲がよくて、 "All I Want"のアルバムより硬質なギターがよい。"Sometimes I Feel Like Fretcher Christian"なんか泣かせるね。何かまちがって来日公演してくれるといいんだが。 94/1/6 嶋田 "Trout Fishing in Japan" 丈裕