はい、こちらTFJです。長年探していたシングルをついに入手した。 Vivien Goldman "Dirty Washing" (99, 99-05EP, '81, 12"EP) - A)Launderette B1)Private Army 2)P.A. Dub - A) Produced by Keith Levene, John Lydon, Vivien Goldman, B) Produced by Adrian Sharwood - Vivien Goldman (vo), George (Oban) Levi (b,perc), Keith Levene (b,g), Steve Beresford (b,toy p), Vicky Aspinall (vln), Robert Wyatt (perc), Shooz (dr) NMEのライターで、The Flying LizardsやNew Age Steppersに参加していたVivien Goldmanの'81年のシングル。唯一のソロ作品。最近、Massive Attack "Sly"で彼女の 名前を見て、今でも活動しているのだなぁ、と感慨深かったが。 A面はPublic Image Ltd.のKeith Levene & John Lydon制作、B面はAdrian Sharwood 制作で、dubの強い影響を受けた音になっている。 New Age Steppersとしても"Public Army"と"Public Army Dub"を録音しているわけ だが、こうしてこの12"EPを聴くと、テイク違いかミックス違いだ。この12"の方が 歌を重視した出来になっている。 ジャケットは歌("Launderette")に合わせたフォトストーリーになっている。金が 無くて洗濯出来ずに困っている女性(Vivien Goldman)に、居合わせた男性(George Oban)が小銭を貸してあげる。彼は食事と部屋に困っていたので、一緒に住むことに した。という具合だ。ジャケットには歌詞の一節がある「私は乾燥機に10ペンス 必要だった。そう、こうして私たちは出会った。私の洗濯袋は壊れて、私の洗濯物は 濡れていた。」「私は抱擁が必要だと感じた。あなたは食事と宿が必要だった。 私は不満は言えない。私たちはますますひどくなった。」 80年前後のUKレゲエやパンク以降ならではの音が詰まっている秀作。 94/12/12 嶋田 "Trout Fishing in Japan" 丈裕