Anthony Braxton "Dona Lee" (America 30, 30AM6122, LP) - A1)Donna Lee 2)H204 B1)You Go To My Head Part 1 2)Part 2 3 = HF/G 3)60666C -66M - Anthony Braxton (as), Michael Smith (p), Oliver Johnson (ds), Peter Warren (b) LPにクレジットが無いのだけれども、確か70年前後の初期の作品。 Anthony Braxton のジャズ・モダニズム脱構築は、"Donna Lee" に始まり (これより 前でこれだというスタンダードの演奏あったら教えて下さい。) 、Charlie Parker Project で終わる (勝手に終わらせるなって) 、ということなのだろうか。 しかし、free jazz 革命をジャズの十月革命と呼ぶなら、be-bop 革命はジャズの 市民革命って呼んであげたくなってしまう。 いきなり "Donna Lee" の速いノリの演奏が切れて、辛気臭い演奏になるところが、 いつ聴いてもドキっとする。 "Donna Lee" といえば、Anthony Braxton "In The Tradition" (SteepleChase, SCCD37003/4, '74/'91, 2CD's) でも演奏しているのに、"Anthony Braxton's Charlie Parker Project 1993" (hat Art, CD2-6160, '95, 2CD's) では演奏して いないのだった。 97/2/22 嶋田 "Trout Fishing in Japan" 丈裕