Peter Blegvad - Chris Cutler -John Greaves trio live Star Pine's Cafe, http://www.est.co.jp/mc/wawon/mandala5/index.html" 98/6/14, 19:00- - Peter Blegvad (vo,g), John Greaves (b), Chris Cutler (ds) アンコールで演奏した Slapp Happy 時代の曲 "A Little Something" (_Acnalbasac Noom_ (Recommended, '73/'82) ではA面最後の曲) が一番印象に残った、そんな ライヴだった。 展開的にも、これで終わりでも良かったようにも思うけれど、結局、アンコールは 三回。Chris Cutler の提案による Contry & Western 調の曲をやったりと、 アンコールに入ってからの方がノリが良かったので、長くアンコールをやって くれたのは嬉しかったけれど。 東京公演3日目のこのトリオの演奏は、Peter Blegvad の歌に焦点を当てた、 通常のロックの演奏だった。ちゃんと聴いてきているわけではないが、いくつか CDで聴いてきている限り、XTC のようなちょっと屈折したポップという印象も あったのだけれど、生演奏だとそういうニュアンスは出辛いのだろうか。 むしろノリを重視した演奏をしていたように思う。Slapp Happy の再結成新作 _Ca Va_ (Banana / V2, '98) からの曲も演奏したが、"A Little Something" の おかげで、はからずしも昔の Slapp Happy 時代の歌が一番良かったのかなぁ、 と思わされてしまった感もあった…。ううむ。 前の方には席が用意されており、前から二列目中央という席を確保したが。 絶好の席にも関わらず、音の悪さが妙に気になった。ギター・アンプはやたらと ハウリングするし。Peter Blegvad が音程を外し気味だったような気もするのだが、 それもPAのせいのような気もする…。前に観た Dragibus のときは PA はあまり 気にならなかったのは、あまりラウドな音ではやらなかったからだろうか…。 と、若干、不完全燃焼な部分を残したが。全立席でもっとノッて観ていたら、 細かいところを気にせずに楽しめたかもしれないなぁ、とも思っている。うむ。 98/6/14 嶋田 Trout Fishing in Japan 丈裕