Hard Wax presents Session Elements meets Elevations Club Lust, 恵比寿, 98/8/29, 21:00-29:00 - DJ Pete a.k.a. Substance, DJ Rene a.k.a. Vainqueur, Maurizio なぜか、夏前から Basic Channel 〜 Chain Reaction な音がマイブームだった のだが、それに合わせるかのように、Chain Reaction のイヴェントが行われた。 23時半頃、ハコに入ったら、なんと reggae。それも roots 〜 dub。roots 期の ものもかかったように思うけど (Sonic Sounds のロゴの入ったスリーブも見えた)、 digital roots 中心。繋ぎなんてせず、vocal 面が終わるとおもむろに盤を返して dub をかける、っていうこともしたりと、まさに reggae 流儀。たまに、さり気 なく Chain Reaction の音を混ぜたりしていたけれども。客はかなりヒいていたが、 僕は roots で踊れるならこれ幸い、と、空いたフロアの真ん中で、気持ち良く 体を揺らしていた。久々に reggae club へも行きたいなぁ、と思いつつ。 DJ はずっと Chain Reaction の Substance と Vainqueur、あと special guest の Maurizio (!?) が廻していたと思うが、DJ の顔と名前も一致しないし、全体として 何処で誰が廻していたかなんてチェックせず、ひたすら踊っていたのだが。 reggae でひとしきり踊った後、MC が入った。"Special guest.... Maurizio!"。 以後、朝まで、これでもかというほどの、Basic Channel 〜 Chain Reaction な techno 大会。凄い。といっても、メリハリはあって、激しいノリのときもあれば、 リズムが飛んだりと崩壊的なリズムでフロアの人が立ち尽くしてしまうとき (良い休憩時間) もあったが。事前の興味の一つ、ライティングは、特に何か変わった ことをしていなかったが、もう少し暗くて無色の方が良かったかな。 roots reggae のときから Chain Reaction な音に入っても暫く、ほとんど休まず、 ひたすら踊り続けていたのだけれども、だんだんバテてきて、次第に休み休みに。 ついに、これ以上疲れたら帰られなくなりそう、と、ハコを出たら、もう、28時半、 つまり朝の4時半だった。 と、roots reggae な前菜も美味しかったし、Basic Channel 〜 Chain Reaction な 音を思いっきり堪能できたイヴェントだった。大満足。フロアでは強烈なビートを 感じていたのに、ハコから出ても耳が遠くなっていなかったことにも、ちょっと 感動した。キンキンした音のしない低音中心 Chain Reaction 系の音は耳に優しい のかもしれない。Club Lust の音が良いのかもしれないが。 98/8/30 嶋田 Trout Fishing in Japan 丈裕