第27回野毛大道芸 "27th The International Street Performance Festival" 野毛商店街〜吉田町商店街 + イセザキモール + みらとみらい21 (桜木町,関内) 2003/4/19,20, 12:00〜17:00/19:00. 今年は、スペシャルゲストが1組だけだったこともあり、1994年以来ほぼ毎年 行っているだけに、さすがに、ちょっと目新しさに欠けた感じもした野毛大道芸 だった。しかし、そのおかげで、いつも参加しているということでついちゃんと 観ず仕舞いになりがちな日本の芸人を、久々に楽しむことができたのだけれど。 そんな中から、比較的新鮮に感じたものについてコメント。 スペシャルゲスト Russia のファミリー・サーカス Pitinov Family は、 テンション低めでほのぼのとした感じ。多用されていたバルーンの造形的な 丸さのせいもあるかと思うが。ただ、演技の技術は高かったと思うし、次から 次へと入れ替わり立ち代りいろんな演目を観せてくた。和む感じが良かった。 雪竹 太郎 の「人間美術館」は、何度と無く観ているのだけれども、久々に 新ネタを見たように思う。特に、ロダン「接吻」のネタは、ちょっと恥ずかし がるようなことを客に演じさせる、という意味でとても面白かった。この演目も また変わりつつあるのだろうか。 Mongol から来たクラウン Khadgaa が、愛犬を使った芸をやっていた。小犬だし、 そんなに派手な芸をさせていたわけではないが、動物を使った大道芸を観る のはおそらく初めてで、新鮮に観られた。犬の仕草も可愛らしく、実際、とても ウケていた。 2003/04/19 嶋田 Trout Fishing in Japan 丈裕