Couleurs Mecaniques 六本木ヒルズ (六本木), http://arena.roppongihills.com/ 2005/06/04, 14:00-14:20. 2001年に大道芸ワールドカップ in 静岡に出演したフランス (France) のカンパニー Couleurs Mecaniques が六本木ヒルズに登場した。 静岡では演出抜きで男性パフォーマー4人による技見せだけで終わった感じだった。 しかし、六本木では女性1人を加えた5人の編成で、それぞれの技のみせ場を緩やかに 繋ぐ程度とはいえストーリーがあり、それなりに演出がなされたものだった。 そういうこともあり、静岡で観たものよりも面白く観ることができた。 このカンパニーの見所は、エアスプリングを仕込んだスティルト (stilt, 高足) だ。 スティルトを履いていてただでさえ高いのに、さらにスプリングで高く跳ね舞い 上がるのだ。スティルトを履いているとは思えない動きの速さ、高さに、安定した 姿勢も美しい。それだけでも、観るに値するように思う。単に跳ねて動き回るだけ でなく、縄跳をしたり、段を跳ね上って行ったり、トランポリンの上で跳ねたり、 いろいろな技も見せてくれた。 円形のトランポリンを2台組み合わせてホイール状にして、それを転がして人の間を 縫って登場してくるのも演出としては面白かったが、その後の演出でトランポリンが あまり生かされていなかったように感じた。それはちょっと残念だった。 六本木でのショーは20分程度で本格的な作品のダイジェスト版と思われる。 確かに、エアスプリング付きスティルトで跳ね走り回っているだけで見応えある のだが、ちゃんとした演出がされた、完全な形での作品を観てみたいようにも思う。 sources: Couleurs Mecaniques @ 六本木ヒルズ 写真集 http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/photoalbums/Roppongi2005/index.html#couleursmecaniques 2005/06/04 嶋田 丈裕, http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/talk/index.html