『カバレット・アリーナ』 六本木ヒルズアリーナ, http://www.roppongihills.com/ 2005/8/15, 19:00-20:00 - 三雲 いおり (MC), 山本 光洋 (mime), ふくろ こうじ (object performance), バーバラ 村田 (magic & puppet dance), 王 輝 (jumping rope); Cicala-Mvta: 大熊 ワタル (clarinet), 太田 惠資 (violin), 桜井 芳樹 (guigar), 佐藤 芳明 (accordion), 渡辺 明子 (trombone), 関島 岳郎 (tuba), 吉田 達也 (drums), こぐれみわぞう (チンドン太鼓). ライヴの音楽とパフォーマンスのショー『カバレット・アリーナ』を観てきた。 会場は屋外のアリーナで、それも無料ということでオープンな感じで、大道芸的な 雰囲気もあって楽しめたショーだった。 オープニングはパフォーマ抜きで Cicala-Mvta の演奏。吉田 達也 の曲 などに交えて、60周年の終戦の日ということで選んだ曲は Quilapayun の "The People United Will Never Be Defeated"。『メメント・モリビル』 (by 都築 響一 + 辛酸 なめ子) な場所でこのような曲を演るというのも皮肉が 効いているというか、そのまま『アジール・チンドン』 (by ソウル・フラワー ・モノノケ・サミット) な選曲でいくと面白かったように思った。 パフォーマンスは大道芸などで一度は観たことがあるものがほとんどとはいえ、 生演奏が付くとずっと生き生きして見える。山本 光洋 のマイムから ふくろ こうじ のオブジェクト・パフォーマンスにかけては、客がまだ暖まっていなかったが、 バーバラ村田 のマジックとパペットダンスの頃には盛り上がったように感じた。 で、トリの 王 輝 のジャンピングロープ。何回も観たことがあるが、ロープの 上を高く舞う様子はやはり圧巻。ところで、ロープに上がるところで、 Cicala-Mvta が Albert Ayler, "Ghosts" を演りはじめたので、そのまま Ayler な演奏に合わせて演技するのかとちょっと期待したのだが、さすがに頭だけ。 ジャンピング・ロープのダイナミックな演技の間は、バックでなにを演奏して いたのか全く記憶に残っていない程だったが。 残念だったのは、19時開演というのに、20時には終演だったこと。周辺住民への 迷惑もあり20時以降は音出しできないということで仕方が無いとは思うが、 1時間はあっというまで物足りなかった sources: 三雲 いおり, http://www.mikumoiori.com/ 山本 光洋, http://www.koyoworld.com/ バーバラ 村田, http://www009.upp.so-net.ne.jp/MURATAseisakujo/ Cicala-Mvta, http://www.cicala-mvta.com/ 2005/8/29 (2005/8/15) 嶋田 丈裕, http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/talk/index.html